東北関東大震災から1ヶ月が過ぎました。亡くなられた多くの方々に謹んでお悔やみを申し上げ、心からご冥福をお祈りいたします。また被災されて今も苦しんでおられる多くの方々に心からお見舞いを申し上げます。
ギリシャからも電話やメール、手紙での祈りと励ましが現在も途切れることなく届いています。「私達は日本の人々の痛みに思いを馳せ、祈っている」と。アテネのサッカーチームがチャリティ試合を行ったそうです。こうやって文章にするまで時間がかかってしまいましたが、遠いギリシャの地でも祈ってくれている・・ということをお伝えしたいです。
読売新聞の編集手帳(3月25日)に山村暮鳥の詩「桜」の一部がとりあげられていました。先日、「いちめんのなのはな」という詩をご紹介した大正時代の詩人です。群馬県高崎市で生まれた暮鳥は、キリスト教の伝道師として東北と北関東で活動していました。現在の苦難の地を歩いていた暮鳥に見えた桜の風景は今年の春と重なってくるようです。
<さくらだといふ 春だといふ 一寸(ちょっと)、お待ち どこかに 泣いている人もあらうに>
被災地からも桜の便りが届き、お花見の様子も伝えられています。暮鳥の「日本」から。
<小さな国だ 小さいけれど その強さは 鋼鉄のような 精神である>
私も祈り、できることをやっていきたいと思います(さ)
*碧が主催している「被災地に笑顔を咲かせよう! 化粧と花の支援プロジェクト」 是非、ご覧ください。
http://www47.atwiki.jp/paperflower/pages/15.html