شاي(シャーイ)
またしても、思い込みが発生!
中東で飲むお茶はミントティが基本と思って、「シャーイルビナアナア」とミントティを注文したところ、「ありません」という答え。
「シャーイ・ベルミーヤならあります」と答えが返ってきた。
ベルミーヤとは何ぞや?と、とにかく注文してみた。
紅茶に乾燥ハーブが浮いて出てきた。
これはセージ。書くとマルビーヤだが、ヨルダン訛りなのかベルミーヤと聞こえる。
レストランではミントティをおいていたが、観光からちょっと外れたようなところでは、このベルミーヤ・ティを置いていたので、これがヨルダンのお茶といえるだろう。
アフリカ大陸では緑茶ベースのミントティがよく見られるが、ヨルダンで緑茶を売っているのを見なかったので、こちらでは基本的に飲まないようだ。
ベトウィンキャンプで一泊すごしたが、ちょっと外れてしまった。
砂漠ツアーで立ち寄ったお茶屋で売っていたのは、セージ、シナモンをブレンドした紅茶だったが、ここではミントティが出てきた。
ヨルダンのベトウィンキャンプは、キャンプといいがたいネットも使えるしシャワーもあるというもの。
そこで流れていたのはエジポップ。こんなところでエジプト音楽は聴きたくないから、ヨルダン音楽かけてと頼んだが、もっていないという。
いろいろへんてこりんな言動が見られるので、聞いてみたらオーナーの息子はヨルダン人とエジプト人のハーフ。
従業員はエジプト人。
通りでおかしいと思ったわけである。
ヨルダンの砂漠で、エジプト人に会ってしまうとは、トホホである。
さて、エジプトでは、近年大流行であった緑茶ミントティはすっかり影を潜め、ミニマーケットでは売っていない。
今年はただのミントティを飲んでいるエジプト人である。
地球散歩1周年に書いたのがアラビア語の「茶」それから5年後のアラビア語の「茶」をお届けです。よかったら、5年前のお茶も一杯どうぞ。[a]
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