Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

試験場コースを利用しての練習

2007-09-16 12:31:43 | Weblog
東京の府中試験場と鮫洲試験場では、土曜日と祝日に運転コースを開放しています。
練習車両と指導者(運転経験3年以上)とコース利用料(2200)が用意できれば、一般の人が練習に使えます。
(ただし東京都内に居住する人に限ります。)

パイロットアカデミーでも、教習の仕上げとして、試験場で練習することをお勧めすることがあります。
直接受験(いわゆる一発免許)を目指す人には、練習したコースと試験コースが異なるのが大きな不利ですので、
やはり受験前に現地を走ってみることは効果的だと思います。

たまに、過去に運転経験の有る方(失効・取消)などから
「試験場での練習だけ指導してほしい」とのご要望をいただくことが有りますが、
それは、パイロットアカデミーではお断りしています。
と言いますのは、初回の教習は教習生の運転技能を拝見するに過ぎないからです。
試験課題を一通り走るだけで20分くらい掛かりますので、そんなことを試験場でやる時間が勿体無いのです。
また、そういう方の多くが自己流で試験に対応できない運転をされているため、
その矯正のための指導と練習が必要なケースが少なくありません。
であれば、コース利用料を別に払ってまで試験場で練習することは無いですし、
また、同じ課題を何度も繰り返すのは他の車の練習を妨害しますので、
プロとしては同業者に迷惑を掛けることはできないという当方の事情も有ります。

そもそも、運転経験の有る方でも少なくとも2~3回は教習を受けていただかないと、
試験には太刀打ちできません。
それなりの時間と労力と費用を惜しむと却って高くつくことになりますよ。
ある程度の基礎ができてから試験コースを走ることをお勧めします。


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