ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

ピッコロ劇団公演『マルーンの長いみち〜小林一三物語〜』

2018年02月25日 | ピッコロ劇団

園田学園女子短期大学のインターンシップ4名が、ピッコロ劇団公演『マルーンの長いみち〜小林一三物語〜』の公演初日を観劇。
PR文を考えてくれました!

◼️井上未来
この物語は、小林一三さんが妻のおコウさんと一緒になり、会社を立ち上げたところから、資金問題など様々な壁にぶち当たりながらも紆余曲折を経て、梅田駅に阪急百貨店をつくろうと計画するまでのお話です。
危機的状況のなかでも自分の意思を貫き通し、妻のおコウさんや、会社の仲間たちとともに夢を追いかける姿が最大の見どころとなっております。
一三さんが次々に豊かな発想をくり出し、自ら決心したことを本当にやり遂げてしまうところに彼の強さを感じ、彼の決して諦めない気持ちと、反対しながらも彼を認めて力を貸す仲間たちもまた感動的で魅力的です。
何をするにしても一人では何も出来ないと、皆で乗り越えて初めてひとつの事を成すことができるということを理解させてくれる作品です。ぜひご覧ください!

◼️上西菜月
この物語は、小林一三が、妻・コウと結婚し実業家となった頃から、百貨店を立ち上げるまでの約20年間を描いています。株価暴落や上司である岩下の逮捕など、数多くの危機的状況を乗り越え、様々な事業を展開していく姿が、見どころです。
シリアスな場面も多いですが、随所でクスッと笑えるシーンもあり、老若男女問わず楽しめる作品です。

◼️谷川夏葉
小説家を夢見ながら事業家としてのスタートを切ろうとしていた小林 一三。
一三は独創的なアイデアで次々に事業を展開していく。阪急電車・百貨店・宝塚劇場、劇団など…
この物語は一三がカリスマ経営者と呼ばれるまでを作品にしている。
小林 一三を朝の連続小説・NHK大河ドラマなど数多くのドラマに出演している「瀬川 亮」が演じる。
普段から阪急電車を利用している人も多いはず!そんな人は是非今作品を見てください!見ればこれから阪急電車に乗る気持ちが変わるかも…

◼️辻本静花

「大衆の皆さんの喜ぶ顔が浮かぶそうですよ。」
今の関西になくてはならないものそのほとんどを創り上げた小林一三。電車を走らせたのも、住宅地を広げたのも大衆の笑顔が見たいから。資料では読み取りきれなかった一面が見えた気がします。
時代の先を見据え、大衆の欲を実現させた小林一三の半生と、彼を支えた仲間たちの物語です。
当時を再現した舞台セット、頭上のモニュメントもあわせてお楽しみください。