このたび昨年県立ピッコロ劇団ファミリー劇場で上演した「飛んで孫悟空」の衣裳プランナー、藤野雅胡さんが、舞台美術界ではもっとも権威のある賞のひとつ今年度の「伊藤熹朔(きさく)賞新人賞」を受賞されました。
藤野さんはピッコロ舞台技術学校出身で、ピッコロ劇団の他各地の劇団でも衣裳を手がけられております。
以下は藤野さん自身のコメントです。
この度、伊藤熹朔賞新人賞を頂いた事で何より嬉しい事は、関係者を始め、お世話になっている方々が、我が事のように喜んでくださっている事です。私を信頼し、作品を手がける機会を多年に渡り与えてくださり、その積み重ねた経験を生かせる作品、そして関係者との巡り会いすべてが、今回の受賞に繋がったのだと思います。
その作品「飛んで孫悟空」が、この夏、兵庫芸術文化センターからピッコロシアターに戻り再演されます。目をキラキラさせた子供たちが、“孫悟空”を筆頭に、お供たち、そして今回受賞の鍵となった“妖怪姉妹”他出演者たちに群がる姿が再び見られる日を、今から私自身楽しみにしています。
藤野雅胡
受賞された「飛んで孫悟空」の衣裳の一部は、3月に行われた舞台美術作品展「プランナーの休日」でも公開されました。
この「飛んで孫悟空」は夏のピッコロ劇団ファミリー劇場として8月23日(土)、24日(日)にピッコロシアター大ホールで上演されます。
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