昨日の記事に登場した、元アマチュアバンドの彼と、正に昨日音楽の話をするという偶然があった。クリムゾンから始まって、ロバート.フリップ繋がりでブライアン.イーノ、イーノ繋がりでロキシーミュージック(初の日本公演も見たらしい)、同じくイーノ繋がりでトーキングヘッズ(この日本公演も見に行ったらしい)と話が広がりまたまた盛り上がってしまった。フィリップグラスの話になった時は、あまりに自分と同じような傾向で、びっくりと言うか呆れてしまった。こんな近くに同じような嗜好というか志向の人間がいたとは。
世の中、ロック好きは多いが、その中でプログレ好きは少数派。さらにその少数派の中でいくつも別れ、イーノに行くのはこれまた少なく、更にフィリップグラスとなると相当限られる。砂漠の中でダイヤモンドを見つけるくらいの難易度だ(流石にそこまではないが)。まあ兎に角、田舎でそういう人間に出会う確率が低いということは事実である。しかも殆ど隣近所という距離。世の中、分からないものである。