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ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

旅ブログ 古墳を歩く

2012年03月29日 | Weblog

 

桜の名所でもある「弘法山古墳」に行くことにした。その時期には結構な人出であるが、今の時期は多分人っ子一人いないであろう。ということで、南松本駅で降りる。

ここから1キロちょい。途中「多賀神社」という神社があったのでちょっと寄る。去年6月30日の地震(震度5強)の爪跡が未だに残っている。灯篭の上部が落ちたままだし、謎の石積みも何かが上に乗っていたようだし、どうも修復費が順調に集まっていないのではないかと想像される。氏子が少ないのか?これでは延命効果も今一つ説得力を持たない。

「弘法山古墳」は「多賀神社」から直ぐの所にあった。近くに「Gu」もあったので、ついでにチノパンを買うことにした。考えてみると、休日用はジーパン二着ぐらいしか持ってなかった。一着1450円なり。プラス裾上げ費用300円を支払って、それができるまでの時間を利用して古墳の頂上を攻めることにした。

頂上までは、小道が回り込むように伸びているようだったが、ショートカットして直攀することにした。と言ってもそこは古墳(前方後方墳らしい)、土手を上がる程度の難易度だ。下部より頂上に向かって7割程度は桜がぐるっと古墳を覆っているので、満開になったらさぞかし見事であろう(脳内で楽しんだ)。しかし今は、予想通り人っ子一人いない古墳で、やはり古墳はこうでなくっちゃ、と思った。

頂上からの下りは、小道を歩く。とここで、何かが飛んだ。今年初の「てふ」だった。実は、多分いるのではないかと期待していたのだった。止まったとこを確認して、慌ててレンズを交換する。野外で交換するのは初めてだ。思ってた通り、スムーズな交換とはいかなかった。が、何とか装着して慎重にアプローチ。何度やってもドキドキする瞬間だ。で無事に撮れたことし初のてふは「ヒオドシチョウ」。成虫で越冬したものだ。その割には完品に近い。しかもこのてふ、過去あまりちゃんと撮れていかったので(特別珍しい種類ではない)嬉しさも倍増。

そして更にもう一頭、それは「テングチョウ」。このてふは、それこそどこでもみかけるものだが、その年の初となると感慨はひとしお。

 

つづく

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