H君と結成した蝶クラブの(と言っても二人だけでしか
も勝手に名づけただけ)第一回観察会を挙行した(天
気が良ければもっと前に行っていた)。
早朝から、諏訪湖を見下ろす公園に(歩いて40分)ミ
ドリシジミ系を狙って行ったのだが、時期が悪く(本
来は梅雨時)全く姿は見えない。
他の蝶の姿もなく、タイミング的には完全に外れであっ
た。
しかもH君は、前日の雨で濡れた石の歩道に足を取ら
れ体を強打。
明日辺り、相当な痛みが襲ってくるだろう。
踏んだり蹴ったりの第一回観察会であった。
まあ、収穫はなかったが良い思い出にはなったろう(と
いう話でもないか)。
車の修理が終わった。
何とか4万円台で収まり、廃車買い替えは免れた。
これで当分は大丈夫だろう(ぶつけなければ)。
それにしても、車はいろいろかかる。
エノラゲイの乗組員は、原爆投下を後悔していない。
アメリカ国民は、原爆投下を大戦を終わらすための手
段として止むを得ないと思っている。
というのは、日本人からすると反感を覚えることだが、
もしこれが逆の立場だったら、多分同じようなことに
なるのではないか、と思う。
国が、戦争を終わらすためにやったと言えば、確かに
それがきっかけで終戦になったわけだし、信じてしま
うだろう。
どちらにしろ日本が負けるのは確かであり、その後の
世界を見据えてアメリカとしては新兵器の実験をした
かった、という事情は信じたくないし、その結果信じ
られない犠牲者が出たという事実は見たくない。
ある一面の真実だけで全てであると考えるのは、一般
的な傾向でもある。
基本的に単純で分かりやすいものに飛びつくのは、ア
メリカであろうが日本であろうが同じだ(単純さでは、
アメリカの方が上か)。
そして今でも、他人を威嚇するためには大きな武器が
有効というのは変わりない。
核武装の論拠はそういうことなのだが、この考え方が
未来的でないことも確かなことだ。