ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ミニ土木工事

2009年08月07日 | 生き物 自然


やっと今年初の「アブラゼミ」の鳴き声を聞く。
家の前の神社の話だが、例年だと、7月にはいると「カ
ナカナ」が鳴き、続いて「アブラゼミ」という順番な
のだが、今年は結局「カナカナ」は聞けずじまいだっ
た。
雨が続くと、地中で腐ってしまうということを聞いた
ことがあるが、そのパターンだったのかと心配になる
今年の蝉状況だ。

「滝壺ビオトープ」は、相変わらず「ヒメダカ」の繁
殖は続いていて止まるところを知らない。
たった一匹のメスによって引き起こされている事態な
のだが、一体どの辺で収まるのだろうか。
「ヒメダカ」も出産ラッシュだが、同じように新たな
「ヤゴ」も気がつけばいたるところに出現している。
元々産み落とす卵の数は相当多いので、条件が揃えば
孵化する量もそれに応じて多い。
今が、そんな状況だ。
しかし、過密状態になれば、当然餌不足になり共食い
が始まり数は落ち着くところに落ち着く。
よって、このままの状態で放置。
種類は「オオシオカラトンボ」だろう。
益々、「オオシオカラトンボ御用達滝壺ビオトープ」
或いは「オオシオカラトンボ製造装置」という態であ
る。

と、元気なものもいる一方、今ひとつ定着しないのが
ゲンゴロウ。
「チビゲンゴロウ」「ツブゲンゴロウ」ともすっかり
姿を見なくなった(ヤゴに食べられた可能性はある)。
一番最近移住させた、中ちゃんの完全無農薬田圃の
「ツブゲンゴロウ」(の一種)も、ついこの間まで元
気に泳いでいたが、このところの土砂降り以降見なく
なってしまった。
それと因果関係があるとは思えないが、タイミングと
してはそうだった。
いずれにしろ、自然繁殖するためには、もう少し土の
土手を充実させないといけないかもしれない。
どうしても激しい雨で崩されてしまうのだ。
そうならないための、ちょっとしたミニ土木工事が必
要だ。
考え方としては、土砂崩れ防止の柵や石垣を作るよう
に、それに代わる構造物を作らなければということだ。
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