ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

水質改善

2009年04月27日 | 生き物 自然


「滝壺ビオト-プ」の水質が、どうやら悪化したのは間違
い無さそうだ。
折角冬を越した生き残りの「ミナミヌマエビ」も、逝っ
てしまった。
「ヒメダカ」も二匹逝ってしまった。
土手用の土を入れたことによって、ビオトープ内の生態
系のバランスがくずれてしまったのか。
僅かな量ではあるが、全体が少ないので、その割合は無
視できないのかもしれない。
ぎりぎりで調和が取れていたところにもってきての、バ
ランスを乱す刺激剤となったとしか考えられない。
自然界の環境変化のメカニズムを、このビオトープで
見た思いがする。
それにしても、微妙なバランスである。
劇的でさえある。

そんなことよりこの水質をどうにか改善したい。
浮き草の勢いも悪化に伴って悪くなってきたし、窒素分
が多すぎるのか、何が悪いのか特定できないのが知識不
足経験不足の悲しいところ。
取りあえず、他の水草を入れるか。
と考えていたところ、ホームセンターのペットコーナー
で「ホテイ草」が売られていた。
「ホテイ草」というのは「ホテイアオイ」のことか。
多分同じだろうし、どちらでもいい。
良いタイミングだ、
早速三株購入。
一株98円。
安い。

しかしこれには理由がある。
この「ホテイ草」もご多分に漏れず外来種で、繁殖力
が旺盛。
増えすぎているところでは、すでに邪魔者なのだ。
その処理費が馬鹿にならない。
そういうところでは、只以下の価値であるからこの値
段も納得である。
しかし、こちらとしては有難い。
正に、布袋様が救世主となるかという状況である。

しかし、こんな水質でも本当にヤゴは丈夫だ。
いつものように、ごそごそ動いて昼間は底に隠れ、夜
になると水際に集合だ。
最近は、夜の観察も日課となっている。
何故かというと、ヤゴは夜行性なので(これは最近知っ
たこと)。
そのヤゴは、大中小と揃い踏みだ。
小ということは、卵で越冬したヤゴかもしれない。
当然種類は違うはずだが、見た目では違いが判らない。
まあそんなことは良い、無事に羽化さえすれば。
それにしてもよく飽きないものである、と自分自身思う
今日この頃である。
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