今年初めてのJリーグ観戦(勿論テレビで)。
「浦和対京都」の試合。
浦和がどういうチームになったかずっと興味はあった
のだが、なかなか見る機会が無かったのだが、やっと
実現した。
試合は1-0で浦和の勝ちだが、結構見応えはあった
のではないか。
素早い囲い込みでボールを奪い、ショートパスをつな
ぎ攻撃というのは、以前の、取りあえずFWに預け、あ
とはFWにお任せのサッカーとは明らかに違っていた
(プレミアと比べるとパススピードが遅すぎだが)。
ゴール前で完璧に崩すサッカーは見てても楽しい。
しかし、最後の最後のシュートが。
日本代表は、つくづくJリーグの合わせ鏡であると思う
ようなその攻撃だった。
原口元気という選手は17歳のFW。
確かに才能を感じさせる。
が、最後のシュートがどういう訳かキーパーのファイ
ンセーブで止められる。
そういうところに打つから、という理由もあるが、あ
と数十センチずれてれば。
ここが日本のFWの共通する弱点でもある。
瞬間のちょっとした判断の差が、ゴールという結果に
繋がるか繋がらないかの分岐点だ。
この時点で才能があっても、その後伸びない選手が五
万といるのも日本のサッカー界だが、その轍を踏まず
に伸びてほしい。
それにしても高原だ。
全く普通の日本人選手になってしまった。
キープできない、パスはミス。
やはり怪我して、嘗ての動きが出来なくなってしまっ
たのか。
今の状態では、とても代表に返り咲くことは出来なさ
そうだ。
残念だがこれが現実。
嘗て浦和の小野は小野で、ドイツで靭帯断裂。
これで選手生命も終わりではないだろうか。
黄金世代の選手も次々に消えていく雰囲気だ。
これもまた世の常というものだろうか。