ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

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2007年08月21日 | Weblog


今朝、道路に蝉が仰向けになっていたので、死んでる
のかと思い拾い上げると、なにやらもがきだした。
まだ生きていたようだ。
「ミンミンゼミ」の羽化したての成虫、と推定される。
取り合えず安全な場所に移動した。
何故か知らないが、蝉はよく道路上に落ちている。
着地が得意ではないのか、大体仰向けだ。
一旦仰向けになると、自力では修正できないのだろう
か。
或いは他の理由でもあるのだろうか。
死んでるわけでも無さそうで、何事もなかったように
勢い良く飛んでいくのもいる。
その辺が長年の疑問である。

今年、道路上の昆虫を移動したのはこれで三匹目。
他は、「カトリヤンマ」という大型のトンボと、「スミ
ナガシ」というタテハ蝶。
「スミナガシ」は多分車に巻き込まれたかしたのだろ
う、潰されてはいなかったが打撲しているように見え
た。
羽ばたいても飛べそうになかったが、一応安全地帯に
移動した。
結構珍しい部類の蝶で、子供の時だったら大喜びだっ
たろうに。
どちらも証拠写真だけは撮っといた。
昆虫界も、今や交通事故は日常のようだ。

それにしても、「欽ちゃん」の24時間マラソンの視聴
率が40パーセント越えとは驚きだ。
何がそんなに引き付けるのか。
この手の欺瞞的な番組を全く見る気がおきない身から
すると、「アンビリーバボー」の一言だ。
頑張る姿を見て一緒に感動する、そのことが視聴者の
目的であるということは想像できるが、これってディ
ズニーランドの遊戯で楽しむことと殆ど同じだ。
「感動製造装置」が「仕組まれた物語」であるか「遊戯」
であるかの違いだけで、どちらも娯楽として消費して
終わり、ということには変わりない。
第一、あれだけサポートされれば、それ程大変なこと
でもないだろうに。
テレビ撮影という時点で、特権化され何か特別なこと
と見てしまう側の未熟さが常に出るのが、この手の番
組である。
それに、普段ひどい番組ばかり作っているテレビ局の
贖罪に利用されているという側面もあるのではないか。
いづれにしろ、これでまた製作側は勢いづくわけだ。
当分終わりそうにないね。
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