小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

イベントとは

2006年07月29日 | 活動日記
【地引網】
和田浜のイベント「地引網」が行われました。
海水浴のお客さんが地引網を曳き、捕れた魚をプレゼントするというものです。
地引網は沖から船でセットし、網の中には事前に蛸やいろいろな魚を入れておきますが、それでも生きた新鮮な魚が入っていますのでそれなりに楽しめます。
参加者が都会の子どもたちですから、生きた蛸などを触るのが始めてのことなのか、皆一様に興奮して楽しんでいる様子でした。

ただ、すぐに終わってしまうことと、多くのお客さんが参加しますので混乱し、全員が等しく楽しめるという訳にはいきません。少しやり方に工夫が必要だと感じました。
また、参加者の反応を聞いていると、「とても楽しかった。いい思い出になった。」が多いのですが、ほとんどが「ラッキー」であり、たまたまこのイベントに遭遇したというものです。
高浜では、いろいろイベントをされているが、どんなイベントがいつあるのか分りにくいとの声もありました。これは町内の人からも聞きますので一考が必要です。

【漁火想】
今日は、高浜町最大のイベントである「漁火想」です。朝から雨模様で心配されましたが何とか開催できました。
私は、キャンドル部会のボランティアに参加し、城山海水浴場のキャンドル設営と点火を手伝いました。これで2週続けて浜にロウソクを並べたことになります。

ところでこのキャンドルの並べ方に、高浜と和田の特長が出ています。
和田の場合は、あらかじめ目測でキャンドルを仮置きし、その後、目印の付いた数十メートルの紐を2本用意し、その紐を縦と横に交差させて号令に従って移動させながらキャンドルの位置を修正します。この結果、碁盤の目のように正確にキャンドルが並びます。
また、キャンドルは水に浮かべるのではなく砂を入れてその上に置きます。筒の蓋もしません。夜になれば水ロウソクとの違いは判別できません。一言でいえば非常に合理的で生産性の高い仕事です。
和田の地区の人々は皆が集まって行う奉仕作業に慣れており、何をするにしても効率化を考える結果かと感じます。

一方、高浜の漁火想では、様々な団体の人々が集まり、目測だけで並べていきますので碁盤の目のようにはいかず形は崩れています。
筒に水を入れたり蓋をしたりの作業もありますので手間もかかります。
集まった人数の割には仕事がはかどらず、はっきりいって非常に生産性の悪い仕事のやい方です。
結果として和田よりも遥かに多くの人間を必要とし時間がかかりますが仕事の仕上がりは悪いと思いました。

しかし、どちらにも参加した者の印象として、和田の場合は仕事、高浜の場合は遊び、といった違いを感じさせます。どちらに軍配を上げるべきでしょうか。

*漁火想の様子は写真日記をご覧下さい。