小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

視察研修:2日目

2006年07月04日 | 研修報告
視察研修2日目は、徳島県上板町で保育所事業、子育て支援事業について研修を行いました。

上板町では、町内4箇所の保育所が老朽化したため、これらの保育所を統合し1箇所の保育所を新設しました。総事業費8億円を超える立派な保育所です。
この保育所(さくら保育所:写真)を訪問して、上板町の保育所事業や子育て支援事業について研修しました。以下に興味深い内容について報告します。

・上板町では、保育所の対象年齢は、0歳児(満6か月以上)から3歳児までとなっています。4、5歳児は全員が町内幼稚園(町立で4箇所ある)に入学します。このため幼稚園は18時まで園児を預かります。
・統合したさくら保育所は園児の送迎は保育所のバスを利用します。
・土曜日も希望により保育します。また土曜日保育の利用料は通常の月額料金に含まれているため変わりません。

ところで、上板町の視察で驚いたことをひとつ紹介します。

今回の視察では町長にわざわざ応対していただきました。
その町長が保育所までの移動で乗ってこられた車はなんと軽自動車(助手席に乗車)でした。
そのことを尋ねると、「あれは町の公用車です。いわゆる黒塗りといわれる町長専用車などはありません。その時々、空いた公用車を使っています。車なんて動けば何でも構いません」、との答えでした。
職員に聞いてみると、最近は公用車でも県の払い下げを買うか、新車なら軽自動車しか買いませんとのことでした。

・・・町長は軽自動車に乗っておられましたが、その分、保育所は見事な施設でした。