小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

3月定例会:予算特別委員会(1日目)

2005年03月10日 | 議会活動報告
予算特別委員会第1日目です。今日から3日間にわたり平成17年度一般会計予算案を審議します。
一般会計の予算額は、77億3791万6千円で昨年度から9億6267万円の減少(11.1%の減)です。随所に予算を切り詰めた努力の後が見えますが、それでも現状の歳入に見合った予算にはなっておりませんし人口規模からするとまだ大型の予算です。急に身の丈にあった予算にはなりません。相変わらず基金からの繰り入れで予算を組んでいるのが現状です。
ここ数年人口1万2千人の町としては、相当背伸びした予算を組んで大型公共投資を続けてた結果、基金残高は相当減少し、2~3年後には非常に厳しい状況となります。

本日の予算審議での質疑の一部を紹介します。

【講演会のあり方】
Q:町内で開催される講演会について、今年度は町民座談会なども含め多数の著名人の講演会があった。各団体が個別に計画していたことから日程が連続するなどの問題もあった。財政厳しい中、開催数を厳選するなどの工夫が必要ではないか。
A:講演会については人づくりの観点から減らすことは考えていない。

【外灯について】
Q:町内の外灯について、町で設置するのか地元区で設置するかはどのような基準で決められているのか。また地元区保有の外灯の電気料金の町負担に基準はあるのか。
A:主要な道路や交差点は町で設置するが、その他は地元区または個人による設置となる。電気料金は地元区の外灯は5割補助している。

【情報公開のあり方について】
Q:広報たかはまの予算の見直し内容は。
A:年に5回発行を6回に増やすが、1回当たりのコストは削減し全体のコスト削減を図る。
Q:発行回数を増やすことには賛成である。今後、住民との協働社会を実現するためには情報の共有化が必要。そして情報公開で最も効果的で安価な手段がインターネットであり、先進自治体ではどこもHPが充実している。一般質問でも町のHP充実を提言したが、今年度予算の情報化推進費にHP充実の予算が盛られていない。見解を問う。
A:HP充実の必要性は認識している。委託化などの費用はかけないで職員のスキルアップによりHPを充実させていきたいと考えている。

【賦課徴収費について】
Q:平成15年度決算報告書の監査報告に滞納対策の必要性が書かれていたが、予算では新たな収納対策事業が盛られていない。他の自治体では例えば窓口で滞納者に対しては住民サービスの制限を実施するなどの取り組みで効果を上げている。新たな取り組みは必要ないか。
A:預金差し押さえなどの強行手段や管理職による特別徴収などを昨年から実施しており効果が出ている。このため新たな取り組みは予定していない。なお窓口では、住民サービスを提供する際に滞納分を督促することはある。


夜、魚商組合の方と同僚議員で意見交換しました。現在、魚商組合の大きな問題に魚のあらの処理があります。当然、商売上で発生する廃棄物ですので産業廃棄物扱いになりますが、この処理場が県内にはありません。福井臨港で建設計画がありますが、地元の反対で現在計画が中断しています。これらの問題を中心に様々な意見交換をしました。
なお、新鮮な鮑や鯛の刺身もご馳走になりました。ありがとうございました。

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