小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

メタボリックシンドローム

2008年04月02日 | 政策調査
メタボリックシンドローム(内蔵脂肪症候群)。通称メタボ。…嫌な言葉です。

昨日の日記でも少し触れましたが、「高齢者の医療の確保に関する法律」の施行に伴って、この4月からメタボ該当者に着目した*特定健康診査と*特定保健指導の制度が始まります。

市町村が保険者となる国民健康保険の場合、平成24年度時点で特定健康診査の受診率が65%、特定保健指導の実施率が45%、メタボの該当者と予備群の減少率10%が求められます。
これらの目標の達成状況によって、*後期高齢者医療制度の財源負担割合が最大10%引き上げられる仕組みになっています。
今後、高浜町もこの目標の達成に向けた取り組みが求められます。

*特定健康診査とは、40~74歳の方を対象に健康審査を行いメタボ対象者を選定します。高浜町国保の場合、健康診査受診の自己負担額は1000円です。

*特定保健指導とは、特定健康診査の結果、メタボ又はメタボ予備群となった方を対象に生活習慣改善のための動機付けを行います。

*後期高齢者医療制度の財源負担割合とは、この後期高齢者医療制度の財源の4割は各医療保険者(国保や政管健保など)が負担しています。この負担割合が、上記の目標達成度合いで10%プラスマイナスされる仕組み。