扶桑往来記

神社仏閣、城跡などの訪問記

下野一ノ宮・日光二荒山神社

2015年05月20日 | 諸国一ノ宮

納経をすませて近くの二荒山神社中宮祠に参詣。

男体山の麓にある。

祭神はオオナムチ(大国様)とタゴリヒメ(宗像三女神)、その子のアジスキタカネヒコの親子神。

奥宮は男体山頂上にありここから登っていく。

 

 

 

宝物館があり、日本一長いという「祢々切丸」を見物。

刀身の長さ7尺1寸2分。

納経をすませたので今日の残り時間は東照宮とした。

 


家光の威光 -日光東照宮など-

2015年05月20日 | 仏閣・仏像・神社

いろは坂を下っていき輪王寺へ参詣。

ちょうど工事中で三仏堂は足場で覆われている。

代わりに天空回廊なる施設が設けられ修理の様子が上から眺められる。

 

 

お次はいよいよ東照宮。

日光は周知のように家康を祀るために孫の家光によって大開発された。

父の秀忠は家康のように質素倹約の風があった。

その父により設計された東照宮が「地味である」ことを嫌った家光は莫大な予算を投じて再開発。

ために極彩色の社殿が残ることになった。

 

 

 

 

 

陽明門は補修中である。

陽明門の前庭には諸大名などが奉納した灯籠が並ぶ。

名高い伊達政宗の南蛮鉄造りの鉄灯籠もあった。

 

三猿、眠りネコなど定番をみて奥宮の家康墓所まで行った。

家康公の墓参りを終えて宝物館へ。

南蛮胴具足を見物、噂通り試し撃の弾痕が残っておりおもしろい。

 

夕闇迫る中、最後の参拝は大猷院。

家光墓所である。

「院」であるから東照宮と違ってお寺である。

 

 

 

4代将軍家綱の名によって建立されたが、その実、養育係の保科正之の意向が大きいであろう。

境内に保科正之奉納の灯籠がありそれを本に使いたい。

少し探して発見した。

 

これで予定終了。

今日の宿は白河駅前の第一ホテルにとった。

 

明日は保科正之の墓参りである。

 


坂東三十三観音遍路 8日目 −下野、十八番日光山中禅寺−

2015年05月20日 | 御遍路・札所

坂東遍路は栃木県へ。

栃木の遍路寺は4箇所。

ちょうど会津方面に取材に行く予定もあったのでまずメジャーな日光を訪れようと思う。

 

お供は335i、中禅寺へは日光街道の杉並木を抜けていき、いろは坂を越えると華厳の滝、すぐに中禅寺湖に到る。

恥ずかしながら日光は初訪問。

いろは坂を結構なペースで抜けていくと気持ちいい。

今日は晴天なれども霧が深く男体山も湖面もみえないのがもったいない。

 

中禅寺の本尊十一面観音は立木観音といい地面に根を張った桂の木を彫ったものという。