扶桑往来記

神社仏閣、城跡などの訪問記

インド出張 #1 バンガロールへ出発

2005年07月24日 | 海外出張記

調査の仕事でインドへ出発。

中国の仕事でパートナーだった中国人のマーケティング担当者が某外資の調査会社に転職。

彼の紹介で、某メーカーの調査チームに同行することになった。

先方にチケットと宿を手配してもらった。

マレーシア航空のビジネスクラスを取ってもらった。

インドは初めて行く国なので様子がよくわからない。

「飲み水に注意」ということ、加えて食べ物が合わないと大変らしいのでカロリーメイトとカップヌードルを少々スーツケースに詰めておいた。

 

成田から6時間ほどのフライトでクアラルンプールでトランジット。

ファーストクラスがない機体でサービスがとてもよく、機内食は今までの中で一番おいしかった。

パソコンで映画のDVDを観るうち到着。

クアラルンプールで2時間半の待ち時間だったが、免税店が充実していて苦にならない。

22:13発の便でバンガロール空港に23:30到着。

外は真っ暗、タクシーでホテルに向かう。

何をしている人たちかよくわからない群衆がそこここにいる。

治安が特別悪いという訳ではなさそうだが、はじめて歩く町は不安なものである。

道路は幹線道路なのだろうがデコボコで乗り心地が悪い。

街灯もなく行き交うクルマのヘッドライトも貧弱でとにかく暗い。

 

タクシーはインドの国産メーカー、ヒンドゥスタン・モーターズ社の「アンバサダー」。

英国のモーリス・オックスフォードⅢという車種のライセンス生産である。

形はいかにもクラシックで車格の割には功績が広く窮屈ということでもなく、VWジェッタベースの中国タクシーよりも快適。

インドでは政府要人もこれを使うらしい。

タクシーの運ちゃんに「灰皿どこや」と聞くと、「ここやで」と下を指さす。

その意図はどうやら「床で消せ」ということ。

豪快な国である。

 

ホテルはバンガロールでは高級なリゾートホテルの「Windsor Sheraton」。

深夜のチェックイン、中国と違って英語がほぼ通じるので助かる。