日本一“熱い街”熊谷の社長日記

組織論の立場から企業の“あるべき”と“やってはいけない”を考える企業アナリスト~大関暁夫の言いっぱなしダイアリー~

猫とオタク

2013-02-12 | その他あれこれ
連休明けですし、今日のエントリは肩の力を抜いて聞いてください。主観満載なので、あまり真剣に受け止めていただく必要はありません。息抜き程度に軽く読んでいただければ。

パソコン遠隔操作事件の容疑者は逮捕されました。私が気になっているのは、ニュースで盛んに伝えられている犯人と猫の関係です。江ノ島にいる猫の首にデータチップ付の首輪をつけたことが足がつくキッカケになったとか、逮捕前日まで猫カフェに出入りするなどなかりな猫好きだったとか、猫がかなり重要なキーワード的に登場しています。

報道から知る容疑者の人となりや写真を見るに、いかにもオタクといった印象の人物であるなと私は思いました。これ、あくまで主観です。ちょっと待てよと、ここで思ったのは、私の周囲にいる多くの知り合いの方々で、けっこうな猫好きという人の顔を浮かべてみたのですが、確かにオタクっぽい要素を多く持ち合わせている人が多い、と感じました。これもまたかなりな主観ですが、個人的には言い得ているような気がします。

そこでフェイスブックで私の友だちに「オタクって猫好き?」という問いかけをしてみたところ、猫をオタク的とするおもしろい回答を何人かからいただくことができました。

「犬は散歩が大好き。猫は散歩不要」
確かに。犬は散歩が必要ですが、猫は不要。犬は外を駆け回りたいけど、猫は家の中でグタグタが好き。活動的に外を飛び回るオタクってあまり見たことがありません。たいていは家にいて四六時中パソコンと向き合っている的な。言われてみると猫の習性って、かなりオタクっぽいのです。

「犬は人につく。猫は家につく」
これも昔から言われていることですよね。犬は人と良好な関係を結ぶことでペットとしての主従関係を結ぶわけですが、猫はそういうコミュニケーションがない。家にはつくけど、人にはつかない。組織には属するけど、上司にはこびない?コミュニケーションを軸に考えると、やはりオタク的要素を感じるところです。

「上司に従順な犬型。マイペースな猫型」
人間のタイプ分けでも、よく犬型、猫型という分析があります。犬型は上司に従順なサラリーマン的タイプで、猫型はマイペースな一匹オオカミタイプというやつです。上の話と捉えどころがややダブりますが、組織内でもオタク系の人たちはたいてい後者ですよね。パソコン以外は信じない的なマイペースぶりを見せてくれたりします。

「ドコモは犬、オタクが大好きなアップルは猫」
これ、大きく主観ですが、言われてみればなるほどねと思います。

何でこんなことを書いたのかですが、今回の事件を機に(と言うのも変ですが)オタクと猫の関係が明確化されるなら、猫カフェに限らず猫をキーにしたオタクビジネスっていろいろ成立するわけじゃないか思ったもので。日本国中に一体何人のオタクがいるのかは存じ上げませんが豊富な資金を持っていそうなオタク市場はかなりの規模であるわけで、PCとかアイドルとかアニメとか、オタクの人たちの好物と猫の習性を上手に結び付け新しいビジネスを立ち上げることができたなら、WEB上も含めてかなり有望な新ビジネスが作れるような気がします。

今日は結論のないエントリなので、最後はなぞかけで締めてみます。
「オタクとかけまして猫ときます。そのこころは?どちらも“マウス”が大好きです」
おあとがよろしいようで。

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