今年もやっておりましたね、秋の交通安全週間。となると例のお話です。このネタはもう何回目でしょうか。とりあえず、おかしいと思うことが是正されるまでは書き続けるつもりでいます。
先週のことだったと記憶しています。自宅近くのショッピングモールに買い物に出たのですが、帰り道脇出口を出てその前の横断歩道を渡ろうとした時に右方向から速度を落とさずに走ってくる1台の車。とりあえず、危険を犯してまで無理にわたることもないので、通り過ぎるのを待とうとやり過ごしたその時、その先の物陰から1台のバイクが。そう白いサイレン付。
「あ、交通安全週間か!しまった。汚ったねーな、あいつ!」。うっかり私が犠牲者を作ってしまいました。横断歩道を渡ろうとしている者がいる場合に、車両はその手前で一時停止義務があるという交通法規違反でのキップ切りです。自分が捕まったわけではないのに、この気分の悪さと言ったらありません。捕まった人はなおさらでしょうね。
ここは見通しのいい直線道路です。横断歩道で立ち止まった私が、別に危ない思いをした訳じゃないけど、違反は違反ということなのでしょう。もちろん、立ち止まらずに「歩行者優先だから」と歩き出していれば危ない思いをしたかもしれませんし、もしかすると接触事故にあっていたかもしれません。でも現実には、違反事項の対象となる私の身に危険は及んでおらず、ドライバーに対して不平不満もありません。
それにしてもおかしくないですか。白バイが見通しのよい道路に出て一時停止違反をけん制していれば、ほとんどのドライバーは一時停止をするハズです。すなわち、その車の違反行為は未然に防げる。私が仮に立ち止まらずに歩いていても、危険は回避できるわけです。なのに、白バイは確実な安全確保策を放棄して、物陰からのぞき見し違反行為が行われることを容認していた。言ってみれば、歩行者である私の安全確保を後回しにして、違反を起こさせ捕まえることを優先したわけです。
チカン多発地域で、物陰に隠れて女性が襲われるのを待って逮捕する警官と同じです。普通は、痴漢出没を未然防止するために頻繁にパトロールして、痴漢出没に対する抑止効果を働かせようとするのが市民生活の安全を守る警察のあるべき職務姿勢のはずであり、現実にそうしているのだと思います。ところが、交通法規違反は違うのです。
違反を未然防止して歩行者の安全性を確保するではなく、物陰に隠れてのぞき見し違反を起こさせ捕まえる。どう考えても、おかしいとは思いませんか。事故の未然防止を最優先で考えるのなら、痴漢防止で目立つようにパトロールする警官と同じように、自己多発地域で目立つように白バイなりパトカーなりを配備して、交通法規違反をけん制するのがスジではないのでしょうか。交通法規違反を未然防止しないで違反をのぞき見容認することで、重大な事故を引き起こすリスクだって当然あるのですから。
捕まったドライバーはもとより、その原因を作ってしまった歩行者までが気分の悪い思いをする。警察内部に詳しい方の話によれば、反則金のノルマがあるらしくそのために違反が多そうな場所では隠れて反則金を稼いでいる、のだとか。特に交通安全週間は徴収強化期間なのだと。そもそも、違反金徴収にノルマっておかしいでしょ。警察による交通取り締まり活動の本来の目的との乖離、それをやることによるあるべき職務からの逸脱、市民生活における安全確保の劣後、等をもっとしっかり問いただす必要があると思うのです。
毎度毎度、訴えかけていますがこの問題は一向に改善される兆しすらありません。ぜひマスメディアはじめ大きな声の皆さんは、交通違反取り締まりにおける本末転倒の問題を、もっともっと積極的に取り上げて欲しいと思っています。できることなら、春秋の交通安全週間に、大々的に交通取締本末転倒阻止週間としてぶつけていただきたい。警察のこのやり方はどう考えてもおかしい。私はそう思っています。
先週のことだったと記憶しています。自宅近くのショッピングモールに買い物に出たのですが、帰り道脇出口を出てその前の横断歩道を渡ろうとした時に右方向から速度を落とさずに走ってくる1台の車。とりあえず、危険を犯してまで無理にわたることもないので、通り過ぎるのを待とうとやり過ごしたその時、その先の物陰から1台のバイクが。そう白いサイレン付。
「あ、交通安全週間か!しまった。汚ったねーな、あいつ!」。うっかり私が犠牲者を作ってしまいました。横断歩道を渡ろうとしている者がいる場合に、車両はその手前で一時停止義務があるという交通法規違反でのキップ切りです。自分が捕まったわけではないのに、この気分の悪さと言ったらありません。捕まった人はなおさらでしょうね。
ここは見通しのいい直線道路です。横断歩道で立ち止まった私が、別に危ない思いをした訳じゃないけど、違反は違反ということなのでしょう。もちろん、立ち止まらずに「歩行者優先だから」と歩き出していれば危ない思いをしたかもしれませんし、もしかすると接触事故にあっていたかもしれません。でも現実には、違反事項の対象となる私の身に危険は及んでおらず、ドライバーに対して不平不満もありません。
それにしてもおかしくないですか。白バイが見通しのよい道路に出て一時停止違反をけん制していれば、ほとんどのドライバーは一時停止をするハズです。すなわち、その車の違反行為は未然に防げる。私が仮に立ち止まらずに歩いていても、危険は回避できるわけです。なのに、白バイは確実な安全確保策を放棄して、物陰からのぞき見し違反行為が行われることを容認していた。言ってみれば、歩行者である私の安全確保を後回しにして、違反を起こさせ捕まえることを優先したわけです。
チカン多発地域で、物陰に隠れて女性が襲われるのを待って逮捕する警官と同じです。普通は、痴漢出没を未然防止するために頻繁にパトロールして、痴漢出没に対する抑止効果を働かせようとするのが市民生活の安全を守る警察のあるべき職務姿勢のはずであり、現実にそうしているのだと思います。ところが、交通法規違反は違うのです。
違反を未然防止して歩行者の安全性を確保するではなく、物陰に隠れてのぞき見し違反を起こさせ捕まえる。どう考えても、おかしいとは思いませんか。事故の未然防止を最優先で考えるのなら、痴漢防止で目立つようにパトロールする警官と同じように、自己多発地域で目立つように白バイなりパトカーなりを配備して、交通法規違反をけん制するのがスジではないのでしょうか。交通法規違反を未然防止しないで違反をのぞき見容認することで、重大な事故を引き起こすリスクだって当然あるのですから。
捕まったドライバーはもとより、その原因を作ってしまった歩行者までが気分の悪い思いをする。警察内部に詳しい方の話によれば、反則金のノルマがあるらしくそのために違反が多そうな場所では隠れて反則金を稼いでいる、のだとか。特に交通安全週間は徴収強化期間なのだと。そもそも、違反金徴収にノルマっておかしいでしょ。警察による交通取り締まり活動の本来の目的との乖離、それをやることによるあるべき職務からの逸脱、市民生活における安全確保の劣後、等をもっとしっかり問いただす必要があると思うのです。
毎度毎度、訴えかけていますがこの問題は一向に改善される兆しすらありません。ぜひマスメディアはじめ大きな声の皆さんは、交通違反取り締まりにおける本末転倒の問題を、もっともっと積極的に取り上げて欲しいと思っています。できることなら、春秋の交通安全週間に、大々的に交通取締本末転倒阻止週間としてぶつけていただきたい。警察のこのやり方はどう考えてもおかしい。私はそう思っています。