「シカク」その2は、「視覚」です。これもとても大切です。
企業運営上大切な「視覚」とは何でしょう?「視覚」とは見ることですね。すなわち指示や相談や打合せは、常に「視覚」に訴えることを心がけましょう、ということです。「視覚に訴える」とは?要するに、口頭だけで済ませるのはダメ、必ず目で見て同じモノを「視覚」で確認しながら、話をしましょうということです。
口頭だけでは、通り過ぎれば忘れる、他の事を考えていれば聞かない、聞いていなければ終わり、聞き間違いも大いにあり、と言う訳でほとんど役に立たないのです。例えば、今テーマとしている「シカク」。口頭で「全員、シカクを大切にしろ!」と言われたとしたら、ある人は「資格を大切に」と思うでしょうし、ある人は「視覚を大切に」と思うかもしれません。さらにある人は「近くを大切に」と聞き間違えるかも知れないのです。「あんなに強く注意したのに、全く効果がない!」とお怒りの経営者の方、口頭だけでは効果は半減どころか4分の1程度なのです。
では、どうしましょう。重要事項は書面で配布し、それに基づいて指示をする。同じ指示を受けるにも、資料を見ながら聞くのと、ただ言葉だけで聞くのでは理解度も違いますし、重要度の印象付けも大きく違ってきます。会議などでは、重要事項は必ず書面資料を手元に配布し、指示・説明をする必要があります。議論が必要な場面ではさらに深刻です。手元資料がないとテーマに対する理解が全く進まず、意見が出ない状態に陥ります。いずれにしましても、資料のない会議は口頭でやり取りするだけの、「雑談的時間の浪費」であると思ってください。
一方相手に何かを説明し理解をさせるセミナー的場面では、むしろホワイトボードが活躍します。講演会などでもそうですが、何ページかの資料を最初に配ってしまうと、必ず先走ってページをめくる者が出たり、資料を手にしたことで安心して「あとで読めばいい」と安易に思ったり。ホワイトボードに書きながら口頭説明を展開し、最後にレジュメを配るというのも良い作戦です。もちろん、パワーポイント等プレゼン用ソフトを使用して書く手間を省くことも可能です。でも個人的には、ホワイトボードの利点=その場で「書く」と「見る」を共有すること、の大切さこそがポイントであると思っています。
ホワイトボードは、理解を深めつつ議論を進めるアイデア構築等の場面ではさらに有効でしょう。理解の度合いが深まりつつ、進展する議論の展開によって、次々と焦点が変わることも間々あります。そんな時に、参加者の進展する時点時点での理解をタイムリーに統一するための「視覚」効果は、かなり大きいと思われるのです。会議室だけでなく、打ち合わせスペースには、小さくても構わないのでホワイトボードをぜひ置いてください。社内の議論や意見の活性化に確実に役に立つハズです。
このように「視覚」は、会社運営にとってものすごく大切なものなのです。あなたの会社の組織風土は、「聴覚」=「口頭」ベースに頼っていませんか?物事が徹底されない、議論や意見が活性化しない、そんな組織ではまず「視覚」革命を起こしてみてください。必ず“目に見える”効果があると思います。
企業運営上大切な「視覚」とは何でしょう?「視覚」とは見ることですね。すなわち指示や相談や打合せは、常に「視覚」に訴えることを心がけましょう、ということです。「視覚に訴える」とは?要するに、口頭だけで済ませるのはダメ、必ず目で見て同じモノを「視覚」で確認しながら、話をしましょうということです。
口頭だけでは、通り過ぎれば忘れる、他の事を考えていれば聞かない、聞いていなければ終わり、聞き間違いも大いにあり、と言う訳でほとんど役に立たないのです。例えば、今テーマとしている「シカク」。口頭で「全員、シカクを大切にしろ!」と言われたとしたら、ある人は「資格を大切に」と思うでしょうし、ある人は「視覚を大切に」と思うかもしれません。さらにある人は「近くを大切に」と聞き間違えるかも知れないのです。「あんなに強く注意したのに、全く効果がない!」とお怒りの経営者の方、口頭だけでは効果は半減どころか4分の1程度なのです。
では、どうしましょう。重要事項は書面で配布し、それに基づいて指示をする。同じ指示を受けるにも、資料を見ながら聞くのと、ただ言葉だけで聞くのでは理解度も違いますし、重要度の印象付けも大きく違ってきます。会議などでは、重要事項は必ず書面資料を手元に配布し、指示・説明をする必要があります。議論が必要な場面ではさらに深刻です。手元資料がないとテーマに対する理解が全く進まず、意見が出ない状態に陥ります。いずれにしましても、資料のない会議は口頭でやり取りするだけの、「雑談的時間の浪費」であると思ってください。
一方相手に何かを説明し理解をさせるセミナー的場面では、むしろホワイトボードが活躍します。講演会などでもそうですが、何ページかの資料を最初に配ってしまうと、必ず先走ってページをめくる者が出たり、資料を手にしたことで安心して「あとで読めばいい」と安易に思ったり。ホワイトボードに書きながら口頭説明を展開し、最後にレジュメを配るというのも良い作戦です。もちろん、パワーポイント等プレゼン用ソフトを使用して書く手間を省くことも可能です。でも個人的には、ホワイトボードの利点=その場で「書く」と「見る」を共有すること、の大切さこそがポイントであると思っています。
ホワイトボードは、理解を深めつつ議論を進めるアイデア構築等の場面ではさらに有効でしょう。理解の度合いが深まりつつ、進展する議論の展開によって、次々と焦点が変わることも間々あります。そんな時に、参加者の進展する時点時点での理解をタイムリーに統一するための「視覚」効果は、かなり大きいと思われるのです。会議室だけでなく、打ち合わせスペースには、小さくても構わないのでホワイトボードをぜひ置いてください。社内の議論や意見の活性化に確実に役に立つハズです。
このように「視覚」は、会社運営にとってものすごく大切なものなのです。あなたの会社の組織風土は、「聴覚」=「口頭」ベースに頼っていませんか?物事が徹底されない、議論や意見が活性化しない、そんな組織ではまず「視覚」革命を起こしてみてください。必ず“目に見える”効果があると思います。