今日は9月30日、私の誕生日であります。
ちなみに、私とマーク・ボラン以外の同じ9月30日生まれは、石原慎太郎、五木寛之、少年隊東山などなど。
歳をとるとあまりめでたくもないので、「誕生日」という話題は特にございませんが、いろいろ今日は盛りだくさんになりそうです。
まず最初の話題。
昨日は私が8歳の頃から応援しております日本ハムファイターズが、見事パシフィックリーグ2連覇の偉業を成し遂げました。この勢いで、2年連続日本一を期待したいものです。できれば、巨人とやりたい。
昭和56年後楽園決戦を2勝4敗で敗れたあの雪辱をなんとか果たして欲しい!
「今年のダルビッシュを打てるものなら打ってみろ、小笠原!」って感じです。
日ハムネタは、いろいろ今年の優勝からも学ぶべき点が多いので、また後日改めて。
さて、せっかく誕生日なので、私の大好きなアルバムの話をいたします。
実は、レコード時代から2枚組モノが大好きでして、ビートルズのホワイト、ストーンズのメインストリート、ツェッペリンのフィジカル・グラフィティ、ディランのブロンド・オン・ブロンド、エルトン・ジョンのグッバイ・イエロー・・・、ダン・フォーゲルバーグのイノセント・エイジ、スプリングスティーンのザ・リバー、などなど、み~んな大好きです。
2枚組ってそのアーティストの才能の引き出しの奥の方が見えたり、1枚では表現しきれない隠れた趣味の部分が知りえたり・・・。それはきっと、1枚組ならカットされてしまったであろう曲たちが、いろいろな角度からアーティストのまだ見ぬ世界を教えてくれるからではないでしょうか。
要は、1枚のアルバムにまとめるときには、ある程度カッコをつけて化粧した顔しか見せないのに、2枚組となるとどこかでチラッと素顔が垣間見れるとでも言うんでしょうかね。その辺の感じが大好きなんです。
大体においては、1枚に収まりきらなくて2枚組になるってケースがほどんとですから、言ってみれば創作意欲、あるいはアーティスティクなポテンシャルが最高潮に近い状態でないと、作りえないものなんではないでしょうか。
ビートルズも、ストーンズも、ディランも、エルトンも、皆そんな感じで納得のアルバムばかりです。
で、どのアルバムの話にしましょうかね・・・。
う~んどれも甲乙つけ難いのですが、忘れもしない中学生の頃、人生初買い2枚組LPで収録曲の圧倒的な水準の高さにノック・アウトされた「グッドバイ・イエロー・ブリックロード」でいきましょう。
それまで、お小遣いをせっせとためては、厳選して買っていたLPレコードですが、いつも買ってから思うことは、「なんか10曲とか入っていると、2~3曲はどうでもいいのが必ず入ってんだよなぁ。まあ、シングル(2曲で500円)に比べて割安だから仕方ないか・・・」ということ。
LPというのはシングルレベルのいい曲ばかりが入っているわけではなくて、「埋め草」的曲も含めて種々雑多、要は“まとめて買えばお買い得”的ものなんだよなぁ~と思わされはじめていたのです。
そんな訳で、「今後はアルバムはやめてシングル買いに絞ろうかな」と思ってみたり、「そうは言ってもアルバムを買うことこそファンの証だ」と思ってみたり、洋楽初心者としてけっこう苦悩の日々を送っていたわけです。
そんなある日、新曲「グッドバイ・イエロー・ブリックロード」を聞きました。その瞬間に「こりぁすごいや!必ず後世に残る名曲になるぞ!」と確信しました。そして深夜放送でこの曲をはじめて聴いた翌日には、学校で音楽仲間の友達どもに「おー、エルトン・ジョンとかいうヤツの新曲さ、ビートルズのレット・イット・ビーに匹敵するスゲー曲だぜ!」と言いまくっておりました。
この翌日の言いまくりには、実は理由があって、当時高価なLPレコードはなるべく友達とダブらないように買って、貸し借りするのが暗黙のルールだったんですね。で、「この曲気に入ってるぞ」といち早く皆に言うことは、イコール「俺がLP買うから、お前らは買うなよ。唾つけたぞ」って意味合いでもあったんですね。
事実、その決心は十分できるほどその曲を気に入っていましたから、当然OKだったのですが、暫くして困ったことが起きました。
ラジオで、エルトン・ジョンのニューアルバムの話が伝えられると、どうやら2枚組だという話・・・。「えーっ2枚組かよぉ。高いし20曲近くも入っていたら満足できる曲が半分もないかもしれないじゃん。やべーなー」って感じで、結構青くなってしまいました。
でも、宣言した以上はしかたない、イザという時用にためていたお年玉の出番です。緊張の面持ちで、せかす友人どもと学校帰りに、次回レコード購入時の割引チケットがもらえるという秋葉原石丸電気2号店へ。当時としては破格の出費3000円也。でも、お店で手にしたジャケットのイラストの美しさと三つ折ジャケの豪華さに惚れ惚れとして、中身はともかくその満足度でとりあえず1000円分ぐらいは回収できたような気がしたのをよーく覚えています。
家に帰ってレコードに針を落として、とにかく唖然。駄曲なし。こんなに良い曲ばかりのLPってありうるんだ、という感動でもう毎日毎日擦り切れるほど聞き続けました。私の洋楽史の中で、レコードのかけすぎで音が悪くなり、新しいものに買い換えたアルバムって、後にも先にもこれぐらいじゃないかと思います。それほどまでのお気に入りアルバムであります。
タイトル曲はもとより、有名曲では「土曜の夜は僕の生きがい」「キャンドル・イン・ザ・ウインド」「ベニーとジェッツ」。他にも様々なタイプの曲が全部で17曲。今でも彼のライブでの定番曲がたくさん詰まっています。
年月を経れば経たで、またその時その時で様々な味わいを感じさせてくれる、そんな懐の深いアルバムでもあります。
もちろん私はそれから、大のエルトンファンになりまして、ありとあらゆるアルバムを聞きつくしました。彼の70年代のものに関しては、ホントはずれなしです。
でも、彼のアルバムでは間違いなくこの「グッドバイ・イエロー・ブリックロード」がナンバーワンです。私にとってはいまだに愛聴版でして、ビジネスのスランプ時などに欠かすことのできないエネルギー源でもあります。
いわゆる私の“無人島アルバム”最重要の1枚です。
でも彼、残念ながら“オカマちゃん”イメージの先行からでしょうか?日本ではなぜか人気がいまいちですね。
久々に11月日本にやってまいりますので、彼については、また改めていろいろ書かせていただきます。
今日は久々に、「グッバイ・イエロー・ブリックロード」を全曲とおして聴いてから寝ることにします。
さて、秋のGⅠ開幕です。今日は第一弾、スプリンターズ・ステークス。
スプリンターズ・ステークスは、生憎の道悪です。道悪データは少ないですが、穴は「逃げ先行」+「牡馬」で、4オレハマッテルゼと13メイショウポーラーの複勝。「経験則」から相手は人気の差し馬で、武豊15スズカフェニックス。4-15、13-15のワイドを少々。
先週の「経験則」、いきなり神戸新聞杯で炸裂でしてましたね。前走古馬重賞GⅠ宝塚記念の5番人気アサクサキングスが2着で中穴馬券でした。秋はこの「経験則」お忘れなく。
ちなみに、私とマーク・ボラン以外の同じ9月30日生まれは、石原慎太郎、五木寛之、少年隊東山などなど。
歳をとるとあまりめでたくもないので、「誕生日」という話題は特にございませんが、いろいろ今日は盛りだくさんになりそうです。
まず最初の話題。
昨日は私が8歳の頃から応援しております日本ハムファイターズが、見事パシフィックリーグ2連覇の偉業を成し遂げました。この勢いで、2年連続日本一を期待したいものです。できれば、巨人とやりたい。
昭和56年後楽園決戦を2勝4敗で敗れたあの雪辱をなんとか果たして欲しい!
「今年のダルビッシュを打てるものなら打ってみろ、小笠原!」って感じです。
日ハムネタは、いろいろ今年の優勝からも学ぶべき点が多いので、また後日改めて。
さて、せっかく誕生日なので、私の大好きなアルバムの話をいたします。
実は、レコード時代から2枚組モノが大好きでして、ビートルズのホワイト、ストーンズのメインストリート、ツェッペリンのフィジカル・グラフィティ、ディランのブロンド・オン・ブロンド、エルトン・ジョンのグッバイ・イエロー・・・、ダン・フォーゲルバーグのイノセント・エイジ、スプリングスティーンのザ・リバー、などなど、み~んな大好きです。
2枚組ってそのアーティストの才能の引き出しの奥の方が見えたり、1枚では表現しきれない隠れた趣味の部分が知りえたり・・・。それはきっと、1枚組ならカットされてしまったであろう曲たちが、いろいろな角度からアーティストのまだ見ぬ世界を教えてくれるからではないでしょうか。
要は、1枚のアルバムにまとめるときには、ある程度カッコをつけて化粧した顔しか見せないのに、2枚組となるとどこかでチラッと素顔が垣間見れるとでも言うんでしょうかね。その辺の感じが大好きなんです。
大体においては、1枚に収まりきらなくて2枚組になるってケースがほどんとですから、言ってみれば創作意欲、あるいはアーティスティクなポテンシャルが最高潮に近い状態でないと、作りえないものなんではないでしょうか。
ビートルズも、ストーンズも、ディランも、エルトンも、皆そんな感じで納得のアルバムばかりです。
で、どのアルバムの話にしましょうかね・・・。
う~んどれも甲乙つけ難いのですが、忘れもしない中学生の頃、人生初買い2枚組LPで収録曲の圧倒的な水準の高さにノック・アウトされた「グッドバイ・イエロー・ブリックロード」でいきましょう。
それまで、お小遣いをせっせとためては、厳選して買っていたLPレコードですが、いつも買ってから思うことは、「なんか10曲とか入っていると、2~3曲はどうでもいいのが必ず入ってんだよなぁ。まあ、シングル(2曲で500円)に比べて割安だから仕方ないか・・・」ということ。
LPというのはシングルレベルのいい曲ばかりが入っているわけではなくて、「埋め草」的曲も含めて種々雑多、要は“まとめて買えばお買い得”的ものなんだよなぁ~と思わされはじめていたのです。
そんな訳で、「今後はアルバムはやめてシングル買いに絞ろうかな」と思ってみたり、「そうは言ってもアルバムを買うことこそファンの証だ」と思ってみたり、洋楽初心者としてけっこう苦悩の日々を送っていたわけです。
そんなある日、新曲「グッドバイ・イエロー・ブリックロード」を聞きました。その瞬間に「こりぁすごいや!必ず後世に残る名曲になるぞ!」と確信しました。そして深夜放送でこの曲をはじめて聴いた翌日には、学校で音楽仲間の友達どもに「おー、エルトン・ジョンとかいうヤツの新曲さ、ビートルズのレット・イット・ビーに匹敵するスゲー曲だぜ!」と言いまくっておりました。
この翌日の言いまくりには、実は理由があって、当時高価なLPレコードはなるべく友達とダブらないように買って、貸し借りするのが暗黙のルールだったんですね。で、「この曲気に入ってるぞ」といち早く皆に言うことは、イコール「俺がLP買うから、お前らは買うなよ。唾つけたぞ」って意味合いでもあったんですね。
事実、その決心は十分できるほどその曲を気に入っていましたから、当然OKだったのですが、暫くして困ったことが起きました。
ラジオで、エルトン・ジョンのニューアルバムの話が伝えられると、どうやら2枚組だという話・・・。「えーっ2枚組かよぉ。高いし20曲近くも入っていたら満足できる曲が半分もないかもしれないじゃん。やべーなー」って感じで、結構青くなってしまいました。
でも、宣言した以上はしかたない、イザという時用にためていたお年玉の出番です。緊張の面持ちで、せかす友人どもと学校帰りに、次回レコード購入時の割引チケットがもらえるという秋葉原石丸電気2号店へ。当時としては破格の出費3000円也。でも、お店で手にしたジャケットのイラストの美しさと三つ折ジャケの豪華さに惚れ惚れとして、中身はともかくその満足度でとりあえず1000円分ぐらいは回収できたような気がしたのをよーく覚えています。
家に帰ってレコードに針を落として、とにかく唖然。駄曲なし。こんなに良い曲ばかりのLPってありうるんだ、という感動でもう毎日毎日擦り切れるほど聞き続けました。私の洋楽史の中で、レコードのかけすぎで音が悪くなり、新しいものに買い換えたアルバムって、後にも先にもこれぐらいじゃないかと思います。それほどまでのお気に入りアルバムであります。
タイトル曲はもとより、有名曲では「土曜の夜は僕の生きがい」「キャンドル・イン・ザ・ウインド」「ベニーとジェッツ」。他にも様々なタイプの曲が全部で17曲。今でも彼のライブでの定番曲がたくさん詰まっています。
年月を経れば経たで、またその時その時で様々な味わいを感じさせてくれる、そんな懐の深いアルバムでもあります。
もちろん私はそれから、大のエルトンファンになりまして、ありとあらゆるアルバムを聞きつくしました。彼の70年代のものに関しては、ホントはずれなしです。
でも、彼のアルバムでは間違いなくこの「グッドバイ・イエロー・ブリックロード」がナンバーワンです。私にとってはいまだに愛聴版でして、ビジネスのスランプ時などに欠かすことのできないエネルギー源でもあります。
いわゆる私の“無人島アルバム”最重要の1枚です。
でも彼、残念ながら“オカマちゃん”イメージの先行からでしょうか?日本ではなぜか人気がいまいちですね。
久々に11月日本にやってまいりますので、彼については、また改めていろいろ書かせていただきます。
今日は久々に、「グッバイ・イエロー・ブリックロード」を全曲とおして聴いてから寝ることにします。
さて、秋のGⅠ開幕です。今日は第一弾、スプリンターズ・ステークス。
スプリンターズ・ステークスは、生憎の道悪です。道悪データは少ないですが、穴は「逃げ先行」+「牡馬」で、4オレハマッテルゼと13メイショウポーラーの複勝。「経験則」から相手は人気の差し馬で、武豊15スズカフェニックス。4-15、13-15のワイドを少々。
先週の「経験則」、いきなり神戸新聞杯で炸裂でしてましたね。前走古馬重賞GⅠ宝塚記念の5番人気アサクサキングスが2着で中穴馬券でした。秋はこの「経験則」お忘れなく。