ミズオオバコとは、水の中のオオバコ(大葉子)という意味です。畑沢ではこれまで見たことがありませんでした。村山市の通称「ジュンサイ沼」には、絶滅危惧種の貴重な水草として生息しています。それが、どういう風の吹き回しか、畑沢でも見られるようになりました。水の中で柔らかい葉を広げています。ネットで検索したら、栽培したものが、1株1000円で販売していました。それだけ貴重な扱いです。
私は水に関係するものが大好きですので、ミズオオバコが増えてくれればと思っています。それにしても、長年、畑沢で水を覗いてきたにもかかわらず全く姿を見ることがなかったのに、何故、今頃になってから現れてきたのかが不思議です。私の推測では、水鳥によって運ばれたのかと思います。昔の畑沢にはいなかったアオサギ、カルガモ、オシドリが、最近は頻繁に見られるようになりました。水鳥が、ジュンサイ沼で種をつけたまま畑沢に飛来したと考えられます。しかも、最近は休耕田が多くなって、除草しなくなった水域ができています。ミズオオバコもようやく根を張ることができるようになったのでしょう。
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