-畑沢通信-

 尾花沢市「畑沢」地区について、情報の発信と収集を行います。思い出話、現況、自然、歴史、行事、今後の希望等々です。

畑沢のアッシー君(バス)

2014-06-12 10:00:25 | 近況報告

 バス会社の定期バスがなくなってから、何十年にもなります。当時でも、バスは畑沢までは運行されていませんでした。バスに乗るには、畑沢から荒町まで歩いて、細野から下ってくるバスに乗るか、荒町からさらに延沢まで足を延ばして、鶴子から下ってくるバスに乗りました。バス停から尾花沢の町までの乗車代は、50円ぐらいだったようです。バスには女の車掌さんが乗っていて、乗車して直ぐに切符を切ってくれました。車掌さんは黒い大きながま口のようなバッグを首からぶら下げていました。そこには、大勢の人が乗っていました。うーん、懐かしい。また、あのバスに乗りたい。今はかなわぬ昔の思い出です。そのバスも、バイクや自家用車が普及されるにつれて役割がなくなってしまい、今は運行されていません。

 ところが、高齢化が進んで、新たな問題が生じてきました。バイクや自家用車を運転できる人たちも減少する一方で、高齢化によって治療するために町に出かける必要性が増してきました。バスの需要が増大したのです。尾花沢市は、市内を8路線に分割して、複数の会社に委託して運行しています。畑沢へ來るバスは、細野地区経由で、一日4往復します。畑沢には沢山のバス停が建てられています。この写真のバスは、松母で鉢合わせした時に、運転手さんに無理やりお願いして写真を撮らせていただきました。一般にマイクロバスと言われいてる規模のバスです。いつの日か、私も自動車をどこかに停めて、このバスに乗せていただきたいと思います。きっといろんな人とお会いできそうな気がします。