福島県会津地方は湯めぐりを趣味とする者にとって天国のようなエリア。そんな会津でも私は特に只見川流域が大好きなのですが、近年この流域の温泉浴場の一部ではリニューアルが図られており、今回記事で取り上げる金山町の「せせらぎ荘」も旧施設が解体されて新しく建築し直し、2016年9月にリニューアルオープンしました。拙ブログでは2014年4月9日付でリニューアル前の様子を紹介していますが(当時の記事はこちら)、はたして新しい「せせらぎ荘」はどのように生まれ変わったのでしょうか。
私が訪れたのは今年(2017年)4月。同じ福島県でも市街地では桜が満開でしたが、会津の山奥にはまだ桜前線が届いておらず、野尻川の川岸には雪が残っていました。
「せせらぎ荘」はその名の通り、野尻川のせせらぎを目の前にした川沿いに位置しているのですが、昭和風情が濃く残っていた旧施設の建物は完全に姿を消し、すっかり別の新しい建物が同じ位置に建てられていました。いや、厳密に言えば、以前は川に対して並行に建てられていましたが、新しい建物は垂直方向になっており、施設名と後述する椎名誠の碑文以外にかつての面影を偲ばせるものは無いと表現しても良いでしょう。
建物の裏手ではお風呂の余り湯と思しきお湯が排出されており、黄土色に濁った温泉の溜め池が出来上がっていたのですが、これは一体何のために溜めているのでしょうか?
さて、表に戻って玄関から館内へと入りましょう。玄関前には真新しい毘沙門天の石像、そして旧施設時代の名残である椎名誠の「いい湯だあ!」という碑文が埋め込まれた岩が設置されていました。玉梨温泉はかつて椎名誠が足繁く通ったことで知られていますね。
以前の館内は、向田邦子脚本のドラマに出てきそうな骨董品クラスの什器が使われていましたが、さすが完全リニューアルしただけあって、新しい館内は昔の面影は皆無。本当にここは「せせらぎ荘」なのかと我が目を疑ってしまいました。木材のぬくもりが伝わる玄関ホールに入り、作務衣を着た会津美人のスタッフさんに湯銭を直接支払います。
脱衣室もウッディーで温かみが感じられる内装です。特に棚には福島県内産の木材が使われており、地産地消が実践されていました。また棚やロッカー、そしてドライヤーなども多く、空間としても広いので使い勝手良好です。新しくなったばかりではなく、利便性もはるかに向上しました。この脱衣室で私が目を惹かれたのは、浴室出入口の左側に設置されている2つの温度計。後述するようにこちらには源泉別に2つの浴槽があるのですが、それぞれの浴槽には別源泉が張られており、それぞれの分析書と温度計が掲示されているのです。
ひとつは旅館や共同浴場にも引かれている町有源泉、もうひとつはこの施設ならではの源泉である大黒湯という源泉です。この大黒湯は貴重な炭酸泉であり、しかもそのお湯がかけ流されているため、炭酸泉の特徴を存分に享受することができるんですね。そこで室内には
大黒湯に関する説明書きも掲示されていました。入浴前に目を通してから湯浴みすると、その有り難さがよく分かるかと思います。
曇っている画像で申し訳ございません。お風呂は内湯のみですが、浴室は旧施設時代よりも格段に広くなり、石板タイルと木材のマッチングによる落ち着いた色調も相まって、のびのび且つゆっくりと湯浴みできる環境がつくられていました。その一方、窓は川に面しているのですが、目隠しのためか(あるいは冬の雪囲いのためか)すだれのようなものが掛かっており、景色が眺められないのはちょっと残念。
窓と反対側の左右に分かれて洗い場が配置されており、計9基のシャワー付きカランが設置されていました。シャワーから出てくるお湯はボイラーの沸かし湯です。
2つある浴槽のうち、主浴槽は(目測で)2.5m×5mというとても大きなもので、こちらには旅館や共同浴場にも引かれている町有源泉のお湯が張られています。お湯は緑色や赤みを帯びた黄土色に濁っており、浴槽の縁からしっかりと溢れ出ていました。紛うことなき放流式の湯使いです。まだリニューアルオープンして半年ほどしか経っていないのに、オーバーフローのお湯が常に流れている浴槽縁やグレーチングの周りは、すでに温泉成分の付着によって赤茶色に染まっており、早くも奥会津の温泉らしい貫禄を漂わせていました。
主浴槽の湯口からは熱い温泉がボコッボコと気泡や音をたてながら噴き上がっており、その飛沫が及ぶ周辺は赤黒く染まっていました。お湯の濃さがビジュアル的によくわかります。この濁りの強さはお風呂のみならず入浴者にもその影響が及ぶらしく、室内にはタオルが金気で染まっちゃうという旨の注意書きが張り出されていました。私は予め染色されているタオルで体を拭ったために、実際に金気色で染まったのか確認できませんでしたが、もし白いタオルで入浴なさる場合はちょっと留意した方がよいのかもしれません。
湯口のお湯を口に含んでみますと、塩味と出汁味、金気味、そして弱い炭酸味が感じられ、弱い金気臭が香ってきました。
主浴槽の左側にある小さな副浴槽は、主浴槽の3分の1ほどの大きさ(おおよそ4人サイズ)しかありませんが、こちらに張られているお湯は炭酸泉の大黒湯源泉であり、これが白眉で実に素晴らしい。お湯はほぼ無色透明ですが、わずかに金気色を帯びているように見えます。こちらの浴槽も完全放流式の湯使いなのですが、お湯を噴き上げている主浴槽に対し、こちらでは浴槽内でお湯を供給しています。こちらの炭酸泉はその名の通り遊離炭酸ガスを多く含むのですが、湯面上の湯口から落とすようなスタイルでお湯を注ぐと、せっかくの炭酸ガスが飛んでしまうため、このように浴槽内供給のスタイルを採用しているものと思われます。
槽内供給のおかげでお湯に含まれる炭酸ガスは飛ぶことがないため、湯船に浸かると全身が炭酸の泡だらけになりました。アワアワなお湯が好きな方ならば興奮すること間違いありません。遊離炭酸ガス1121.0mgという数値は伊達じゃありませんね。しかも湯船の温度は35℃という不感温度帯に近いぬる湯ですから、入りしなはちょっぴりヒヤっとするかもしれませんが、一旦肩まで浸かると全身が爽快感に包まれ、あまりの気持ち良さのため、私は誇張表現抜きで本当に微睡んでしまいました。ぬるいとはいえ、炭酸ガスの温浴効果がしっかりと効くため、たとえ寒い時期でも長湯をすれば体の芯からポカポカしっかり温まり、私の実感を申し上げますと皮膚の内側からポッポッと発熱するような感覚が得られました。また、暑い夏にはぬる湯ゆえの極上な清涼感をもたらしてくれるでしょう。こんな素晴らしい浴槽を設けてくださった関係者の方々には心から感謝です。
大黒湯は強い炭酸味を有しているほか、薄い塩味と出汁味、そして弱い金気味が得られますが、まだ酸化が進んでいないためか、金気臭(鉄錆感)はあまり現れていませんでした。もしこのお湯を加温したり、あるいは外気に長い時間触れさせ続けたら、ガスが飛び、鉄錆感が強く出てしっかりと濁ることでしょう。扱い方が難しい天然の炭酸泉を、良好な状態で楽しむことができるこちらのお風呂。再訪必至です。
玄関ホールや受付の奥には軽食がいただける食事処があるので、お風呂上がりに肉うどん(650円)を注文し、入浴欲求のみならず胃袋も満足させました。
古くからある温泉浴場がリニューアルされると、ノスタルジーや感傷が働いてしまうため、どうしてもその結果に対して賛否が分かれてしまいがちですが、少なくともこの「せせらぎ荘」に関しては、私は完全にポジティヴ評価です。リピート必至のこの施設がオープンしてくれたおかげで、また奥会津へ旅することが楽しみになりました。
大黒湯
含二酸化炭素-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩温泉 36.8℃ pH6.4 61.5L/min(動力揚湯) 溶存物質2.976g/kg 成分総計4.097g/kg
Na+:649.7mg(68.33mval%), Mg++:60.0mg(11.94mval%), Ca++:150.2mg(18.13mval%), Fe++:3.7mg,
Cl-:542.7mg(38.07mval%), Br-:1.5mg, SO4--:414.1mg(21.43mval%), HCO3-:991.0mg(40.38mval%),
H2SiO3:135.2mg, CO2:1121.0mg,
(平成26年1月10日)
玉梨温泉町営源泉
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩温泉 45.9℃ pH6.4 294L/min(動力揚湯) 溶存物質3.536g/kg 成分総計3.972g/kg
Na+:790.8mg(69.29mval%), Mg++:66.6mg(11.04mval%), Ca++:179.9mg(18.08mval%), Fe++:1.7mg,
Cl-:669.8mg(39.29mval%), SO4--:488.4mg(21.15mval%), HCO3-:1159.2mg(39.51mval%),
H2SiO3:145.1mg, CO2:436.0mg,
(平成20年8月18日)
JR只見線・会津川口駅より会津バスの大芦(昭和温泉方面)行バスで「玉梨八町温泉」バス停下車、徒歩2~3分(バスは一日3往復のみ)
福島県大沼郡金山町大字玉梨字新板2049-1 地図
0241-54-2830
紹介ページ(金山町公式サイト内)
9:00〜21:00 無休
500円
ロッカー(有料100円)・シャンプー類・ドライヤーあり
私の好み:★★★
私が訪れたのは今年(2017年)4月。同じ福島県でも市街地では桜が満開でしたが、会津の山奥にはまだ桜前線が届いておらず、野尻川の川岸には雪が残っていました。
「せせらぎ荘」はその名の通り、野尻川のせせらぎを目の前にした川沿いに位置しているのですが、昭和風情が濃く残っていた旧施設の建物は完全に姿を消し、すっかり別の新しい建物が同じ位置に建てられていました。いや、厳密に言えば、以前は川に対して並行に建てられていましたが、新しい建物は垂直方向になっており、施設名と後述する椎名誠の碑文以外にかつての面影を偲ばせるものは無いと表現しても良いでしょう。
建物の裏手ではお風呂の余り湯と思しきお湯が排出されており、黄土色に濁った温泉の溜め池が出来上がっていたのですが、これは一体何のために溜めているのでしょうか?
さて、表に戻って玄関から館内へと入りましょう。玄関前には真新しい毘沙門天の石像、そして旧施設時代の名残である椎名誠の「いい湯だあ!」という碑文が埋め込まれた岩が設置されていました。玉梨温泉はかつて椎名誠が足繁く通ったことで知られていますね。
以前の館内は、向田邦子脚本のドラマに出てきそうな骨董品クラスの什器が使われていましたが、さすが完全リニューアルしただけあって、新しい館内は昔の面影は皆無。本当にここは「せせらぎ荘」なのかと我が目を疑ってしまいました。木材のぬくもりが伝わる玄関ホールに入り、作務衣を着た会津美人のスタッフさんに湯銭を直接支払います。
脱衣室もウッディーで温かみが感じられる内装です。特に棚には福島県内産の木材が使われており、地産地消が実践されていました。また棚やロッカー、そしてドライヤーなども多く、空間としても広いので使い勝手良好です。新しくなったばかりではなく、利便性もはるかに向上しました。この脱衣室で私が目を惹かれたのは、浴室出入口の左側に設置されている2つの温度計。後述するようにこちらには源泉別に2つの浴槽があるのですが、それぞれの浴槽には別源泉が張られており、それぞれの分析書と温度計が掲示されているのです。
ひとつは旅館や共同浴場にも引かれている町有源泉、もうひとつはこの施設ならではの源泉である大黒湯という源泉です。この大黒湯は貴重な炭酸泉であり、しかもそのお湯がかけ流されているため、炭酸泉の特徴を存分に享受することができるんですね。そこで室内には
大黒湯に関する説明書きも掲示されていました。入浴前に目を通してから湯浴みすると、その有り難さがよく分かるかと思います。
曇っている画像で申し訳ございません。お風呂は内湯のみですが、浴室は旧施設時代よりも格段に広くなり、石板タイルと木材のマッチングによる落ち着いた色調も相まって、のびのび且つゆっくりと湯浴みできる環境がつくられていました。その一方、窓は川に面しているのですが、目隠しのためか(あるいは冬の雪囲いのためか)すだれのようなものが掛かっており、景色が眺められないのはちょっと残念。
窓と反対側の左右に分かれて洗い場が配置されており、計9基のシャワー付きカランが設置されていました。シャワーから出てくるお湯はボイラーの沸かし湯です。
2つある浴槽のうち、主浴槽は(目測で)2.5m×5mというとても大きなもので、こちらには旅館や共同浴場にも引かれている町有源泉のお湯が張られています。お湯は緑色や赤みを帯びた黄土色に濁っており、浴槽の縁からしっかりと溢れ出ていました。紛うことなき放流式の湯使いです。まだリニューアルオープンして半年ほどしか経っていないのに、オーバーフローのお湯が常に流れている浴槽縁やグレーチングの周りは、すでに温泉成分の付着によって赤茶色に染まっており、早くも奥会津の温泉らしい貫禄を漂わせていました。
主浴槽の湯口からは熱い温泉がボコッボコと気泡や音をたてながら噴き上がっており、その飛沫が及ぶ周辺は赤黒く染まっていました。お湯の濃さがビジュアル的によくわかります。この濁りの強さはお風呂のみならず入浴者にもその影響が及ぶらしく、室内にはタオルが金気で染まっちゃうという旨の注意書きが張り出されていました。私は予め染色されているタオルで体を拭ったために、実際に金気色で染まったのか確認できませんでしたが、もし白いタオルで入浴なさる場合はちょっと留意した方がよいのかもしれません。
湯口のお湯を口に含んでみますと、塩味と出汁味、金気味、そして弱い炭酸味が感じられ、弱い金気臭が香ってきました。
主浴槽の左側にある小さな副浴槽は、主浴槽の3分の1ほどの大きさ(おおよそ4人サイズ)しかありませんが、こちらに張られているお湯は炭酸泉の大黒湯源泉であり、これが白眉で実に素晴らしい。お湯はほぼ無色透明ですが、わずかに金気色を帯びているように見えます。こちらの浴槽も完全放流式の湯使いなのですが、お湯を噴き上げている主浴槽に対し、こちらでは浴槽内でお湯を供給しています。こちらの炭酸泉はその名の通り遊離炭酸ガスを多く含むのですが、湯面上の湯口から落とすようなスタイルでお湯を注ぐと、せっかくの炭酸ガスが飛んでしまうため、このように浴槽内供給のスタイルを採用しているものと思われます。
槽内供給のおかげでお湯に含まれる炭酸ガスは飛ぶことがないため、湯船に浸かると全身が炭酸の泡だらけになりました。アワアワなお湯が好きな方ならば興奮すること間違いありません。遊離炭酸ガス1121.0mgという数値は伊達じゃありませんね。しかも湯船の温度は35℃という不感温度帯に近いぬる湯ですから、入りしなはちょっぴりヒヤっとするかもしれませんが、一旦肩まで浸かると全身が爽快感に包まれ、あまりの気持ち良さのため、私は誇張表現抜きで本当に微睡んでしまいました。ぬるいとはいえ、炭酸ガスの温浴効果がしっかりと効くため、たとえ寒い時期でも長湯をすれば体の芯からポカポカしっかり温まり、私の実感を申し上げますと皮膚の内側からポッポッと発熱するような感覚が得られました。また、暑い夏にはぬる湯ゆえの極上な清涼感をもたらしてくれるでしょう。こんな素晴らしい浴槽を設けてくださった関係者の方々には心から感謝です。
大黒湯は強い炭酸味を有しているほか、薄い塩味と出汁味、そして弱い金気味が得られますが、まだ酸化が進んでいないためか、金気臭(鉄錆感)はあまり現れていませんでした。もしこのお湯を加温したり、あるいは外気に長い時間触れさせ続けたら、ガスが飛び、鉄錆感が強く出てしっかりと濁ることでしょう。扱い方が難しい天然の炭酸泉を、良好な状態で楽しむことができるこちらのお風呂。再訪必至です。
玄関ホールや受付の奥には軽食がいただける食事処があるので、お風呂上がりに肉うどん(650円)を注文し、入浴欲求のみならず胃袋も満足させました。
古くからある温泉浴場がリニューアルされると、ノスタルジーや感傷が働いてしまうため、どうしてもその結果に対して賛否が分かれてしまいがちですが、少なくともこの「せせらぎ荘」に関しては、私は完全にポジティヴ評価です。リピート必至のこの施設がオープンしてくれたおかげで、また奥会津へ旅することが楽しみになりました。
大黒湯
含二酸化炭素-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩温泉 36.8℃ pH6.4 61.5L/min(動力揚湯) 溶存物質2.976g/kg 成分総計4.097g/kg
Na+:649.7mg(68.33mval%), Mg++:60.0mg(11.94mval%), Ca++:150.2mg(18.13mval%), Fe++:3.7mg,
Cl-:542.7mg(38.07mval%), Br-:1.5mg, SO4--:414.1mg(21.43mval%), HCO3-:991.0mg(40.38mval%),
H2SiO3:135.2mg, CO2:1121.0mg,
(平成26年1月10日)
玉梨温泉町営源泉
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩温泉 45.9℃ pH6.4 294L/min(動力揚湯) 溶存物質3.536g/kg 成分総計3.972g/kg
Na+:790.8mg(69.29mval%), Mg++:66.6mg(11.04mval%), Ca++:179.9mg(18.08mval%), Fe++:1.7mg,
Cl-:669.8mg(39.29mval%), SO4--:488.4mg(21.15mval%), HCO3-:1159.2mg(39.51mval%),
H2SiO3:145.1mg, CO2:436.0mg,
(平成20年8月18日)
JR只見線・会津川口駅より会津バスの大芦(昭和温泉方面)行バスで「玉梨八町温泉」バス停下車、徒歩2~3分(バスは一日3往復のみ)
福島県大沼郡金山町大字玉梨字新板2049-1 地図
0241-54-2830
紹介ページ(金山町公式サイト内)
9:00〜21:00 無休
500円
ロッカー(有料100円)・シャンプー類・ドライヤーあり
私の好み:★★★
会津の温泉巡り、お疲れさまでした。「せせらぎ荘」の炭酸泉を気に入っていただけたようで、私もうれしく思います。あのお湯は実に素晴らしいですよね。入浴した時の感触を思い出していたら、私も行きたくなりました。
東山温泉(東山ハイマートホテル)→玉梨八町温泉(宿泊して一通り全部)→大塩温泉→早戸温泉(つるの湯)と巡りました。
いずれ劣らぬ名泉揃いでしたが、泉質的に一番気に入ったのはこのせせらぎ荘の大黒湯です。お薦め頂いた通り、素晴らしい湯使いですね。湯温はちょっと上がって38℃くらいになってましたが、炭酸泉でも泡付きがはっきり知覚出来たのはここだけです。
湯船でご一緒した人は、埼玉からここまで定期的に来られていると言っていました…ここが一番疲れが取れると。炭酸泉は体に負担をかけずに血行を上げることが出来る湯ですからさもありなんと思います。
温泉に行きまくっているだなんて、羨ましい限りです。このせせらぎ荘を含めた奥会津エリアには、素晴らしい温泉が多く、何度訪れても楽しい湯めぐりができますね。大黒湯はもう少し暖かくなってからの方が気持ちよいので、ちょっと汗ばむような季節になりましたら、是非行ってみてください。
今日はせせらぎ荘に行ってきました。
とにかく素晴らしい!!!さすが十傑に選出されるだけある。
しかし・・・大黒湯に入り忘れたぁ・・・(´・ω・`)
いいです。ポイントカード貰ったんで、また行きます(`・ω・´)
奥会津はお湯も浴場の風情もいいですし、旅している時に得られる「懐深い山の中にいる」という感覚が、なんとも言えない魅力だと思っています。新しくなった「せせらぎ荘」は本当に素敵な施設になりましたよ。特に記事でも賞賛させていただいた「大黒湯」は白眉です。ただ源泉の調子があまり安定していないようでちょっと不安ですが、是非とも「大黒湯」には入ってみてください。
相方が鉄な香りが大好きなもんで(^^;;
せせらぎ荘綺麗になりましたね
まだ行ってないので行かなきゃ^_^
湯倉、大塩はリニューアル後は行ったのですが、
大分時間が経ってからでした
人混みがおさまったら行きます^ ^
オープン初日に行かれたんですね。さぞかし凄い泡付きだったのでしょうね。ポンプが4ヶ月しかもたないとは、なんとも悩ましい状況です。炭酸を伴う温泉は、どうしてもスケールが発生するなどの問題が起きてしまうのでしょう。関係者の皆様のご尽力に感謝しつつ、安定的にお湯が出続けてくれることを祈るばかりです。
>亀の湯源泉の掘削作業
これはうれしい話ですね。復活の日を心待ちにしています。
ここのオープン初日の閉店間際(笑)に行って来ました♪
その時の大黒湯はホントにあの下ん湯を彷彿させる泡つきでしたね~!
大黒湯のポンプが4ヶ月しか持たない・・・との施設の人も話しもあったりで、6月に寄った時は以前よりは泡つきは減った感じでしたね。
とは言え、玉梨源泉は熱いので大黒湯が人気でもありましたが(笑)
ポンプの調子が悪いのか源泉が安定しないかは不明で色々調べてるとも言ってました。
向いの恵比寿屋のぬる湯は、鬼怒川とかの水害時以来、未だに復活せず・・・。
1つ朗報は、その水害の時から止まったままの八町温泉の亀の湯源泉の掘削作業をするようですので、復活してくれるのを祈るばかりです。
昨年のリニューアルオープンの報に接してから、どうしても行ってみたかったので、今年4月に会津へ行ける機会に恵まれた時はとても嬉しく、実際に新しくなった「せせらぎ荘」に入ってみて、その素晴らしさに感動しました。
しかしながら、私が訪問した翌月の5月末に大黒湯が止まっていたとは!! 心細い繊細な源泉なのかもしれませんね。あの極上湯に入れなかったとは、非常に残念です。改修時の一時的な停止はやむを得ませんが、お湯の汲み上げと供給が安定的になりますよう、ただ祈りばかりです。
こちらこそありがとうございます。
素晴らしい行動力です!
私は今年の5月末にようやく行ったのですが、なんと、その数日前から大黒湯が出なくなってしまい、アワアワを体験することができませんでした。
その後、大黒湯は仮設ポンプで6月上旬に仮再開しましたが、ポンプの本格改修時には、また一時的に入れなくなることがあるらしいです。
いつもながら詳細なレポに感謝いたします。