光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

232度の低温で光素子を基板に接合できる鉛フリー薄膜はんだ技術開発

2009年03月16日 | 新製品
232度の低温で光素子を基板に接合できる鉛フリー薄膜はんだ技術開発

東京--日立製作所(日立)は、光通信機器や光ディスクドライブに用いられる光素子を、従来より40℃以上低い232℃の低温で基板に接合することで、
製造時における歩留まりの低下の抑制と、はんだ表面の酸化防止を実現した鉛フリー薄膜はんだ技術を開発した。

開発した薄膜はんだは、融点の低い錫(スズ、Sn)薄膜を母体とし、Snの拡散を防ぎ酸化の防止に貢献する銀(Ag)薄膜を加え、
酸化を抑制する金 (Au)薄膜で挟み込むSn/Ag/Auの三層構造とすることで232℃の低温による接合とはんだ表面の酸化防止を両立させたものである。

これにより、従来光素子と基板を接合する際に用いられていたAu-Sn合金の薄膜はんだ(融点278℃)と比べ、40℃以上低い温度での接合が可能になり、
熱による歪みが30%低減できることから、製造時の歩留まりを低下させる原因となる光素子の特性の変化を抑えることができる。
加えて、薄膜はんだの表面に酸化膜が形成されないため、光素子の性能を劣化させるフラックス処理が不要で、
これまで以上に信頼性が高く環境負荷の少ない光素子の基板への実装作業を実現する。

この技術は、日立協和エンジニアリング(日立協和)と共同で開発した。

詳しい情報は以下より。
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JDSU、新しいWDMモジュール

2009年03月16日 | 企業情報
JDSU、新しいWDMモジュール

ミルピタス--JDSUは、アクセス/メトロネットワーク向けに設計されたスケーラブルな光トランスポートソリューションWaveReady製品ラインに追加を発表した。

追加されたのは、FEC付10Gb/sチューナブルトランスポンダ、パワーバランシングシステム、40chユニバーサルMUX/DEMUX。
新しいWaveReadyは、ドイツ、ハノーバで開催される(3/3~3/8)CeBIT2009で展示される。

WaveReadyシステムは、ネットワークの可用性を最大化し、コストのかかるメンテナンスを削減できるように、
自動光利得等化を実現する可変光ネットワークソリューションをコンパクトな形状で提供している。

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2008年のビジネスEthernet43パーセント成長

2009年03月15日 | 通信市場
2008年のビジネスEthernet43パーセント成長

VSG(Vertical Systems Group)の年末市場分析によると、多くの分野で経済減速が続く中で、
米国のビジネスEthernetサービスポートに対する需要は2008年中に43パーセントの成長を遂げた。

帯域コストが低下したこと、サービスアベイラビリティが高まったことが奏効して、すべての規模の企業がキャリアベースのEthernetを購入して
自社のビジネスネットワーキングをサポートしている。

「年末は新たなテレコム投資が麻痺状態に近かったとは言え、2008年中に導入された新たなビジネスEthernetは数十万に及んだ」と
VSG主席、Rick Malone氏は指摘している。
同氏によると、多くの企業が投資凍結、スタッフ削減を実施する前、第3四半期に導入が最も活発化した。
第4四半期の導入は、主にネットワーク変更過程の遂行によって占められていた。

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2008年世界のFTTH出荷71パーセント増

2009年03月15日 | 光市場
2008年世界のFTTH出荷71パーセント増

ディトバーナ(DITTBERNER)の「DSL、FTTH、FTTB/LAN出荷分析」によると、2008年年間のFTTH出荷は71パーセント増だった。
4Q08出荷の伸びはわずかだったが、初めて300万件を越えた。

大きな拡大と言えるが、この伸びはディトバーナが2008年1月に予測した80パーセント成長を下回った。
これはヨーロッパや韓国の伸びが同社の予測に届かなかったことが主因。しかし、中国市場の予想以上の成長によって相殺された。

日本市場はFTTHを主導する市場で、第4四半期の新規加入者は70万件を若干上回るレベル、FTTHとFTTBを合わせて1450万件となった。
北米、韓国、中国市場は堅実な伸びを示した。

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NICT、テラヘルツ技術で初期ルネッサンス絵画の技法を解明

2009年03月14日 | 新現象・新技術
NICT、テラヘルツ技術で初期ルネッサンス絵画の技法を解明

東京--独立行政法人情報通信研究機構(NICT)は、テラヘルツイメージング法により
ウフィツィ美術館所蔵のジョットによる初期ルネッサンスの名画「バディア家の祭壇画」をテラヘルツ波で分析した。

その結果、その技法は石膏2層からなる中世の技法であることを発見し、X線等の既存の透過撮影では不可能だった
下地を含む絵画の三次元の内部構造を、非破壊、非接触で観察することができた。

今回、石膏2層からなる中世の技法を発見したことは、美術史上においても、この作品が絵画というジャンルの成立、
ルネッサンス時代の夜明けを告げる作品であることを示す貴重な発見であるとともに、
修復担当者に有益な情報であり、テラヘルツ波技術が実際の文化財分析に有効であることを世界で初めて実証した。

テラヘルツ波は、光と電波の中間の周波数帯域に位置する電磁波で、計測や通信等における新たな利用技術の研究が進められている。
テラヘルツ波を用いた分光イメージングは、完全に非破壊で、不透明な物質でも透過する特性を活かして、内部構造の観察に利用できる。
従来から文化財分析に用いられているX線の透過撮影等の既存技術では、金属以外の物質からなる作品の3次元の内部構造を、
非破壊、非接触で観察することは不可能。
名画と呼ばれる作品は、過去に数回以上、修復の歴史があるので、最表面の彩色部分だけでなく、下地も含めて、その損傷状態などを知ることが望まれていた。 

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ギグオプティクス、100GbE用EA変調器ドライバを発表

2009年03月13日 | 新製品
ギグオプティクス、100GbE用EA変調器ドライバを発表

パロアルト--ギグオプティクス(GigOptix Inc)は、28Gb/s EA変調器ドライバ、GX6220を発表した。
ターゲットは、アクセスネットワークアプリケーションに向けて標準化が進んでいる100GBASE-ER4 Ethernet。

40km伝送のEthernetトランシーバでは、4つのGX6220ドライバをMUXとEMLの間にパラレルで用いる。
これらのトランシーバは、エンタプライズとネットワークプロバイダの中央局(CO)とを接続するリンクに用いられる。

GX6220の特徴は、新しい100GBASE-ER4標準準拠、低消費電力、小型(SFF)、電圧オフセット調整可能DCカプリング、
低いRMSジッタ劣化、アイクロスポイント調整可能、差動入力/シングルエンド出力。

GX6220の低消費電力とSFF形状により、TOSAへの実装が容易になっている。
また、28Gb/s帯域によってダイは、FECエンコーディングスキームを利用した100G Ethernetアプリケーションに使用可能となる。

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農村への高速通信 ワイマックス 富士町地域で導入

2009年03月12日 | 新現象・新技術
農村への高速通信 ワイマックス 富士町地域で導入|WEB TOKACHI-十勝毎日新聞

帯広シティーケーブル(OCTV、林浩史社長)は今年中にも、帯広市内の富士町を中心とする地域で、
地域版の次世代高速無線通信「ワイマックス(WiMAX)」のサービスを始める。
インターネット利用が活発化する農村地域のブロードバンド(高速大容量)化の一環。
同システムの導入は函館地区でも計画されており、帯広、函館の両地区は道内でも先行事例となる。

事業費1900万円。一部は国の地域情報通信基盤整備推進交付金475万円の活用を見込む。
富士町と美栄町の一部地域の27世帯が対象。

総務省は2010年度までに、国内全世帯でブロードバンド通信ができるようにする目標を掲げている。
同社では地域貢献の一環として導入することにした。調査期間を経て秋にもサービスを開始する。

農村への高速通信 ワイマックス 富士町地域で導入|WEB TOKACHI-十勝毎日新聞
http://www.tokachi.co.jp/news/200902/20090224-0000725.php

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IPtronics、40/120G向けフリップチップソリューション

2009年03月12日 | 新製品
IPtronics、40/120G向けフリップチップソリューション

メンロパーク--IPtronicsは、40/120Gパラレル光インタコネクト用フリップチップアプリケーション向けにハンダバンプソリューションを発表した。

IPtronicsのハンダバンプソリューションにより、従来のワイヤボンディング技術よりもパフォーマンスに優れ、
ローコスト、高密度のフリップチップアプリケーション量産が可能になる。

フリップチップ技術は、携帯電話やラップトップコンピュータなど、家電アプリケーションで幅広く用いられている。
ワイヤボンディング技術は、試作や少量生産で使用する技術であるが、フリップチップ技術はローコスト、量産に適している。
ワイヤボンディングに比べると寄生容量、反射、ノイズが少ないのでパフォーマンス向上が達成される。
マルチワイヤボンドオペレーションに対して標準のシングルリフローアセンブリプロセスで製造するので製造コストの低下も達成される。
これは、モジュール/OSAベンダの生産能力を劇的に高め、ワイヤボンド用の追加スペースが不要になることで高密度化も実現される。

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平成21年度「高度通信・放送研究開発委託研究」に係る受託者の公募に関する説明会のご案内

2009年03月11日 | 通信市場
平成21年度「高度通信・放送研究開発委託研究」に係る受託者の公募に関する説明会のご案内

独立行政法人情報通信研究機構(理事長:宮原 秀夫)では、平成21年度から、新たに5件の研究開発の委託を行うこととし、
受託者の公募を実施します。つきましては、本件に関する説明会を下記のとおり開催しますのでお知らせします。

1 委託する研究開発課題名
(1) 広域加入者系光ネットワーク技術の研究開発 
(2) 近接テラヘルツセンサシステムのための超短パルス光源の研究開発
(3) 情報通信・エネルギー統合技術の研究開発
(4) 革新的な三次元映像技術による超臨場感コミュニケーション技術の研究開発
(5) マルウェア対策ユーザサポートシステムの研究開発
なお、研究開発課題名称は変更となる可能性があります。

平成21年度「高度通信・放送研究開発委託研究」に係る受託者の公募に関する説明会のご案内
http://www2.nict.go.jp/pub/whatsnew/press/h20/090223/090223.html

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静岡県西部:駐車場にカメラ設置を 浜中署、駅や量販店に要請

2009年03月10日 | 通信市場
静岡県西部:駐車場にカメラ設置を 浜中署、駅や量販店に要請

静岡県警浜松中央署の昨年の刑法犯認知数約4300件のうち、半数以上が駐車場での発生だったことを受け、同署は管内の各鉄道駅や大型ショッピングセンター、パチンコ店などを重点警戒施設に指定し、駐車場への防犯カメラ設置などを要請する緊急対策に乗り出した。

駐車場での窃盗事件はことしも前年同期比(2月22日現在)で軒並み増加傾向にある。
自転車・オートバイ盗が1234件で30件増、カーナビや車内のバッグなどが盗まれる部品、車上狙いが672件で69件増と、
同署だけで県警27署全体の認知件数のほぼ1割を占める。

「防犯は『目、光、音』の3要素が重要」(同署)だが、事件があったいずれの駅や店舗にも防犯カメラなどが設置されていなかったという。

同署はJR裾野、岩波両駅で2007年に防犯カメラを設置して以降、自転車・オートバイ盗が6割も減少した事例に注目。
管内でも重点警戒施設に、防犯カメラのほかセンサー照明、被害多発を知らせるポスターの設置、店員などによる巡回強化を要請した。
署員によるパトロールも強化する。

地域ニュース・西部:駐車場にカメラ設置を 浜中署、駅や量販店に要請
http://www.shizushin.com/news/local/west/20090225000000000033.htm

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総務省,携帯/固定/コンテンツ市場を含むFMC時代の接続ルールの検討を情通審に諮問

2009年03月09日 | 通信市場
総務省,携帯/固定/コンテンツ市場を含むFMC時代の接続ルールの検討を情通審に諮問:ITpro

総務省は2009年2月24日,情報通信審議会の電気通信事業政策部会(第5回)において,電気通信事業者のネットワークなどを接続する際のルールの在り方の検討を情報通信審議会に諮問した。
携帯電話市場の基盤インフラとしての重要性が高まっていることや,固定ブロードバンド市場でNTT東西地域会社のFTTHが継続的にシェアを高めている状況,他事業者のネットワークを利用したコンテンツ配信事業者の増加といった市場構造の変化に対応することを目指して,既存ルールの見直しを検討する。

事務局はこれまでの接続ルールの検討状況を説明した上で,今回の見直しの検討テーマとして
(1)モバイル市場,
(2)固定ブロードバンド市場,
(3)通信プラットフォーム市場・コンテンツ配信市場,
(4)固定通信と移動通信の融合(FMC)時代における接続ルール
の4点を挙げた。
さらに事務局は,
(1)のモバイル市場では,接続料原価算定の考え方や鉄塔といった設備の共用ルールなど,
(2)の固定ブロードバンド市場では,FTTHサービスの屋内配線の取り扱いや,中継ダークファイバーの経路情報の開示など,
(3)の通信プラットフォーム市場・コンテンツ配信市場については,通信プラットフォーム機能のオープン化や紛争処理機能の強化など,
(4)のFMC時代における接続ルールでは,接続料算定上の課題やドミナント規制のあり方などを,
具体的な検討項目として挙げ,議論の方向性を示した。

総務省,携帯/固定/コンテンツ市場を含むFMC時代の接続ルールの検討を情通審に諮問:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090224/325416/?ST=network

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浜松ホトニクスなど、高画質な撮像デバイス開発

2009年03月08日 | 企業情報
浜松ホトニクスなど、高画質な撮像デバイス開発 - 日刊工業新聞ニュース - デジタル

浜松ホトニクスは24日、NHK放送技術研究所、パイオニアと共同で、小型・低消費電力で高画質な撮像デバイス「FEA―APイメージャ」を開発したと発表した。
現在の直径2・5センチメートル大を3分の2にさらに小型化し、同デバイスを搭載した高感度カメラを2010年10月に製品化する予定。微粒子の可視化や医療分野などへの応用を見込む。

デバイスは光を200倍に増感し、肉眼では見えない暗所でも鮮明な画質で写す受光部(APイメージャ)と、熱を発生せず電子ビームを放出する電子源(FEA)を組み合わせた。
半導体や液晶パネルなどの生産工程で発生する0・1マイクロメートル(マイクロは100万分の1)サイズのほこりを可視化する性能を目指す。

asahi.com(朝日新聞社):浜松ホトニクスなど、高画質な撮像デバイス開発 - 日刊工業新聞ニュース - デジタル
http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK200902250015.html

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ケータイで FTTH 並みの速度を実現! 次世代の通信規格「LTE」の最前線

2009年03月07日 | 新政策
ケータイで FTTH 並みの速度を実現! 次世代の通信規格「LTE」の最前線 / 最新ハイテク講座 - japan.internet.com コラム

最近の携帯電話は、メール機能や音楽再生機能、デジカメ機能など多機能化が進んでいるが、そんな携帯電話に新たな展開が見え始めている。

総務省は2009年1月23日、「3.9世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設に関する指針案等」を発表。
LTE などの 3.9G 通信システムを導入するために 1.5GHz 帯と 1.7GHz 帯の周波数の 10MHz もしくは 15MHz を最大4事業者に割り当てる方針を示した。

この発表にともない、キャリアの動きも活発化している。ソフトバンクは2009年2月16日、LTE 実験局の免許を取得した。
LTE などに代表される 3.9G の通信技術が導入され、データの通信速度は 100Mbit/秒を超えるというものだ。

LTE とは、「Long Term Evolution」の略称で、2010年頃から世界中でのサービスが見込まれている携帯電話の通信規格だ。
標準化団体 3GPP が 3GPP Release.8 として標準化の作業が進められいる。

現在、普及している W-CDMA や CDMA2000 といった第3世代携帯電話(3G)と、将来登場する第4世代携帯電話(4G)との間の技術であるため、
LTE は第3.9世代携帯電話(3.9G)とも呼ばれている。

LTE の最大の魅力は、携帯電話でも光ブロードバンド(FTTH)並みの通信速度が実現できる点だ。
これまで家庭やオフィスなど屋内の固定回線でのみ得られていた高速インターネットが屋外でも可能となり、
対戦型オンラインゲームや動画再生などが従来の携帯電話よりもスムーズに表示できるようになるわけだ。

ケータイで FTTH 並みの速度を実現! 次世代の通信規格「LTE」の最前線 / 最新ハイテク講座 - japan.internet.com コラム
http://japan.internet.com/column/webtech/20090220/7.html

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FTTHの接続ルール,屋内配線の転用ルール整備が焦点に

2009年03月07日 | 通信市場
FTTHの接続ルール,屋内配線の転用ルール整備が焦点に:ITpro

総務省は,第一種電気通信事業者に対して義務付けている相互接続のルール見直しに向けた作業を進めている。
FTTH(ファイバー・ツー・ザ・ホーム)に関しては屋内配線の取り扱いが大きな焦点となりそうだ。

接続ルール見直しの作業を開始するにあたり,総務省は2009年1月9日から2月9日までの1カ月間,相互接続のルールに関する提案募集を実施した。
意見募集の際に公開した募集要項で総務省は,モバイル市場と固定ブロードバンド市場(FTTHを含む)に関する項目のほか,コンテンツ配信市場の活性化や,固定通信と移動通信の融合を見据えた接続ルールの在り方を検討項目として挙げている。
また今回新たにコンテンツ配信市場の活性化を視野に,認証・課金などのプラットフォーム機能のアンバンドル化についても検討対象とする意向である。

屋内配線の取り扱いについては,内閣府の規制改革会議が展開している「全国規模の規制改革要望」に対する各省庁からの回答(2009年1月下旬公表の再回答)の中においても,総務省は今後検討する項目として報告している。
ここでは,KDDIがNTT東西地域会社のボトルネック設備に関する接続ルールとして,FTTHの開放を徹底するよう求めており,具体的に「戸建て住宅・集合住宅向け双方の屋内光ファイバーの指定電気通信設備化および転用のルール化」を主張している。
これに対し総務省は「接続事業者から工事費などの水準に関する懸念や既設配線の転用ルールの整備を求める意見が示されている状況などを踏まえ,FTTH市場の公正競争環境の整備を図る観点から,FTTHの屋内配線の取扱いについて情報通信審議会に諮問することとしており,同審議会の審議を経た上で必要に応じ所要の措置を講じることを考えている」と回答した。

FTTHの接続ルール,屋内配線の転用ルール整備が焦点に:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090223/325307

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ローム、210万色の発色制御可能なLEDドライバーICを開発

2009年03月06日 | 企業情報
ローム、210万色の発色制御可能なLEDドライバーICを開発 - 日刊工業新聞ニュース - デジタル

ロームは発光ダイオード(LED)6灯の電流量調整で光の明暗、色を変える自動イルミネーション制御機能内蔵のLEDドライバー集積回路(IC)を開発した。
約210万色の発色制御が可能。携帯電話などモバイル機器向け用途を見込む。従来は中央演算処理装置で制御していたが負荷が大きく、約3万3000色の発色制御が主流だった。

昇圧回路の無いタイプは価格150円でサンプル出荷、1月に月50万個体制で量産を始める。
昇圧回路内蔵タイプも250円でサンプル出荷、7月から月100万個体制で量産する。
赤・青・緑色のLEDをそれぞれ2灯ずつ、合計6灯の電流量を制御。輝度調整し、混色する。
表示パターンデータと点灯時間を制御するタイマーを内蔵した。

asahi.com(朝日新聞社):ローム、210万色の発色制御可能なLEDドライバーICを開発 - 日刊工業新聞ニュース - デジタル
http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK200902250016.html

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