光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

新興国が後押しする半導体需要

2009年03月27日 | 通信市場
新興国が後押しする半導体需要

光エレクトロニクス半導体には、ジェットバイザーから音楽用通信デバイスまで、様々な製品における様々な用途がある。
よく知られているのは、プラズマ画面、CDやDVDなどの光ストレージデバイス、レーザープリンター、スキャナ、デジタルカメラなどへの利用である。
これらの製品への採用が急速に進み、ここ数年の光エレクトロニクス半導体の販売はかなり拡大してきた。

インドの調査会社RNCOS社の調査レポート「世界の半導体市場調査:市場概況と予測、アプリケーション、関連企業情報」は、光エレクトロニクス半導体の世界市場は2008年に前年比約13-15%増で、175億-180億ドルとしている。光エレクトロニクス半導体の力強い成長は、アジアの新興国のプラズマテレビ、CDやDVD、デジタルカメラの需要増加によるものである。

半導体デバイスの需要は、米国、英国、日本などの国々では下降するものの、製造メーカーは既に中国やインドに注目している。
これらの国々では、これらの製品によって、光エレクトロニクス半導体市場は大きく成長するだろうとRNCOS社のシニアアナリストは見ている。

光エレクトロニクス半導体デバイスの成長が始まり、世界市場は2009-2012年にCAGR9.6%で成長するだろう。この調査レポートは、それ以外にも、IC、センサー、ディスクリート半導体などのセグメントも調査し、同時期にそれぞれCAGR8%以上、7%、5%で成長すると予測している。

詳しい情報は以下より。

新興国が後押しする半導体需要 - プレスリリース - ZDNet Japan
http://japan.zdnet.com/release/story/0,3800075480,00044059p,00.htm

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