光産業技術動向ブログ OITT

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「強制的な移行は困難」、NTTが「光の道」構想への見解を総務省に提出

2010年09月08日 | 光市場
 NTTは1日、総務省の「光の道」構想を検討している「グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース」に提出した資料を公開した。メタル回線(電話線)をFTTHに一斉に全面移行する計画に対しては、「ユーザーに切り替えを強制できない」「メタル並みの料金での提供は困難」などとして、強制的な移行計画の策定は困難と主張した。

 「光の道」構想は、2015年をめどに日本の全世帯に光ファイバーの普及・利用を目指すもの。構想を検討しているタスクフォースでは、NTTに対してメタル回線からFTTHへの移行に関する見解を提出するよう求めていた。

 メタル回線からFTTHへの移行については、ソフトバンクの孫正義社長がNTTのアクセス回線部門を分離し、分離会社が一斉に回線を切り替えることで作業は5年で完了できるという提案を発表。試算の結果、ユーザーには現行の電話サービスやADSLサービスと同等以下の料金でサービスを提供でき、アクセス回線会社は黒字化するため資金も調達可能だとしている。

詳しい情報はこちら。
「強制的な移行は困難」、NTTが「光の道」構想への見解を総務省に提出 -INTERNET Watch

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