富士通と富士通研究所は13日、局とユーザーとの接続に光ファイバーを用いる光アクセスシステムについて、加入者数を4倍、伝送距離を2倍にできる光増幅技術を開発したことを発表した。
現在普及している伝送速度1Gbpsに代わって、10倍高速な“双方向10Gpbs級PON”(Passive Optical Network)の商用導入が進められている。しかし今後の主流となる、電気変換を介さない「光アグリゲーションネットワーク」で展開するには、一般的な PONの仕様である端末装置(大型ビルや集合住宅、基地局など)の制約である「接続数32か所、伝送距離20km」という条件がネックとなっていた。
富士通は今回新たに、「半導体光増幅素子を用いた光バースト信号の光増幅技術」「アレイ集積素子のモジュール実装技術」「冷却機構の不要化技術」を開 発。これら3つの技術を利用することにより、光アクセスシステムの端末側の接続数を4倍(128分岐)に、局内の通信装置から各端末装置までの伝送距離を 2倍(40km以上)にすることを可能にした。
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<a href="http://www.rbbtoday.com/article/2011/10/13/81973.html">富士通、次世代光アクセスシステムに向けた光増幅技術を開発 | RBB TODAY (ブロードバンド、テクノロジーのニュース)</a>
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