光産業技術動向ブログ OITT

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2016年にスマホの"実質0円”はなくなる?  そして格安SIMはどうなる!?

2015年12月24日 | 通信市場

 ここ数週間にわたり、政府主導で携帯電話の利用料を下げさせるニュースが飛び交っている。安倍首相が総務大臣に指示するほどのことなので、2016年にはなんらかの変化は起こるとは思うが、本当に安くなるのだろうか。格安SIMを使わなくても格安なスマホライフは実現するのだろうか?


 現在報じられていることを総合すると、全体的な大幅値下げが行なわれるのではなく、月額利用料が5000円以下の選択肢を作り、5000円以下とされるプランでは月間の通信容量が1GBにする、いうことのようだ。


 現在、3大キャリアはほぼ横並びで、そのうちNTTドコモでLTEのスマートフォンを持つ場合、月額基本料が2700円、2GBのパケット代が3500円、プロバイダーが300円の月額合計6500円+ユニバーサルサービス料+消費税の7022円が基本的な最低ライン。これには「国内音声通話が定額」という通話が多い人には大きな特典があるが、金額だけ見ればかなり高額だ。


 一方、最近登場したプランで、通話が無制限でなく5分間以内の通話だけが無料という基本料金プランがある。それを選択した場合、データ定額が3GB以上(au)または5GB以上(au以外)しか選べなくなるため、データ通信の容量はアップしても月額基本料が1700円、5GBのパケット代が5000円、プロバイダーが300円の月額合計7000円+ユニバーサルサービス料+消費税の7562円となり、通話も通信もあまり使わない人にとってはかえって高額になってしまう。


詳しい情報はこちら。
ASCII.jp:2016年にスマホの"実質0円”はなくなる?  そして格安SIMはどうなる!? (1/2)|格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す!


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