東京ガスは2016年4月から始まる電力の小売全面自由化に向け、電力販売で関東圏の中堅都市ガス5社と業務提携すると発表した。自由化で新たに開放される家庭・商用向け低圧市場の中でも最大規模であり、特に激戦が見込まれる首都圏での顧客獲得競争に向け販売基盤を強化する。
今回提携を発表したのは東京ガスが都市ガスを供給している、東部ガス(東京都中央区)、板戸ガス(埼玉県板戸市)、昭島ガス(東京都昭島市)、太田都市ガス(群馬県太田市)、武州ガス(埼玉県川越市)の5社。都市ガス各社は家庭向けにガスを販売する際、東京ガスが発電した電力を販売できるようになる。
東京ガスは2015年10月15日に小売電気事業者への登録を発表し、2016年4月から家庭向けに電力の販売を開始すること明らかにしている(関連記事)。現在所有する約1100万件のガス顧客基盤を活用し、ガスと電力のセット販売による「お得さ」や生活向けサービスの提供を武器に顧客獲得を狙う方針を示していた。
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電力供給サービス:“1本足”から脱却したい東京ガス、ガス5社と提携し電力販売網を強化 (1/2) - スマートジャパン
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