日本原子力研究開発機構(JAEA)は東京電力福島第一原発構内の排水路と地上タンクからの汚染雨水、汚染水流出を即座に感知する新システムを開発した。一定濃度以上の放射性物質を含む水が流れ出た際、迅速に被害を食い止めることが可能となる。漁業者らが汚染水対策の徹底を求める中、東電は平成28年度の早い時期に導入する予定だ。
JAEAが開発したのは放射線を感知するプラスチックの光ファイバー「プラスチック・シンチレーション・ファイバー(PSF)」を用いたシステム。直径1ミリのPSFを19本束ねた管を排水路や地上タンクに取り付ける。放射性物質を含む汚染雨水が流れた場合、瞬時に廃炉作業を統括する管理室に通知される。作業員が現場に駆け付け、流出量が増えるのを防ぐ。
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汚染水漏れ即座に感知 JAEA 新監視システム開発 | 県内ニュース | 福島民報
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