光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

3Dカメラで対象物をスキャンできる高精度3Dプリンター、MITが開発

2015年08月28日 | 新現象・新技術

 3Dカメラで対象物をスキャニングできる機能を持ち、さらに一度に最大10種類までの違った素材を使って立体造形できる高精度3Dプリンターが、米マサチューセッツ工科大学(MIT)コンピューター科学・人工知能研究所(CSAIL)で開発された。


 装置コストを安くしたのも特徴。これまで複数の素材に対応した3Dプリンターは3種類までが限界で、装置価格も15万ドル程度していた。それに対し、汎用的な部品を使うことで、7000ドル未満に抑えられるとしている。


 3Dカメラのマシンビジョンを備え、プリントヘッドのキャリブレーションと位置決めが行える。カメラでスキャンすることで、小さな補助部品などの立体データを3Dプリンターで作成。出力しながら、カメラで深さ情報をリアルタイムで読み込み、クローズドフィードバックループ制御で修正をかけることで精度の高い造形作業が行えるという。


詳しい情報はこちら。
3Dカメラで対象物をスキャンできる高精度3Dプリンター、MITが開発


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