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新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

泥湯温泉・小椋旅館

2017-07-03 23:17:04 | 温泉(秋田)



週末のお客様の飛び込みスタンバイも終わり、今日は近場で、このところ情報がない泥湯温泉に行ってきました。かつては数軒ある湯治場でしたが、昨年、奥山旅館が火災で焼け落ち、宿泊できるのが小椋旅館一軒になっています。風雨の激しい中、泥湯温泉に到着。

目的の奥山旅館は宿泊棟と受付がなくなっており、大野天風呂と道を挟んだ混浴露天は日帰り入浴のみで営業をしていました。焼け跡は更地に整備されているものの、ガランとした感じで寂しくなっていました。奥山旅館は過去に入浴しており、入浴は今回、残った小椋旅館で。



入浴料350円。単純酸性泉で源泉64.9℃、pH2.8の県内有数の強酸性のお湯で、加水あり、加温、循環、消毒なし、かけ流しで使用。浴室は木で出来た内湯1と滝のようにお湯が流れ落ちる打たせ湯1で、蛇口、シャワーなどはありません。浴槽の湯は濃い灰色濁で、硫黄臭と金気臭のするもので、強い酸味と鉄の味がしました。



以前来た時には、熱すぎて入れないと云われましたが、今日は適温で、非常に気持ちよく入浴出来ました。建物全体に比べて、浴室がきれいなのは、改修工事を行ったためでしょうか、思ったよりも入りやすい感じでした。湯は奥山よりも泥湯という名にふさわしいのですが、知名度や人気度がどうしても低いためか、泥湯温泉全体の活性化とはいかないようなのが残念でした。

コメント
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