OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

フードライターに必要なのは強靭な胃袋でした(涙)

2008-04-24 23:51:42 | Weblog
食べすぎで吐く・・・っていうのを、初めて体験しました(爆)。

体調を崩して吐いたとか、お酒を飲みすぎて吐いたことはありますよ。それから、もちろん、食べ過ぎて気分が悪くなることもありましたよ。でも、純粋に、食べ過ぎて吐いたってのは始めてです。

全部は説明できませんが、とある老舗の料亭・・・そこの取材を始める時点で、わたしの胃袋は、すでに満タン状態だったのです。でも、そんなこととは関係なく、取材は開始されます。

けっして取材先を差別するわけではないのですが、格式の高いお店というのは、取材する側からすると、やはり気を使う部分が多いものです。でも、この時の老舗さんは、こちらにそんな気を使わせない、とても気配りのある対応をしてくださるお店で・・・「さすが本物の一流処は決して偉ぶったりしないものなんだなぁ~」と感心していました。

そして、写真撮影が終わったら・・・「撮影に使っていただいたもので申し訳ないですが、よかったら召し上がっていってください」と、カメラマンさんと二人分、お料理を用意して下さいました。

もちろん、胃袋は「無理ですぅぅ~」と、わたしに訴えかけています。でも、取材の者にまで、お客様に対すると同様のもてなしをしてくださったお店の方々の気持ちに感動していたので、残してなるものかと、こちらも心を込めて完食いたしました(^^)。

で、その後は他の飲食関係ではない取材をして、また今日の〆に食事を供するお店の取材に行きました。と、そこでも取材に使ったボリュームたっぷりのコース料理をデーザート付きで勧めてくださって・・・これを食べなきゃ、わたしは女じゃないと・・・しかも、味は掛け値なしに美味しいわけで・・・もう、意地っていうか、根性っていうか、とにかく必死で食べ続けたのですよ。

でも、さすがに、しばらくすると感触で分かるわけです・・・これは絶対に無理だって。よく、大食い系の番組で、タレントさんが「(食べ物が)入っていかない」って言っていますが、ほんとに入っていかないのです。それでも、無理やり詰め込もうとすると、リリースの気配が(爆)。けど、ここで吐くわけにはいかないし・・・とにかく、なんとか一度は胃袋に治めて、店を出たら、公衆トイレなり駅のトイレで、失礼ながら吐かせてもらおうと決心したのですが・・・けっきょく、お店のトイレをお借りすることになってしまいました。もちろん、お店の方には、本来のトイレの用途にのっとったものと解してしただけるような態度をとりましたけどね。

で、最後には、おみやげまで頂戴しちゃって・・・ほんと、申し訳なくてならなかったです。味は最高なんですよ、ほんとに。なのに、ほんとにほんとに失礼なことしちゃいました。

フード系ライターの人たちって、これを毎日してるのかなぁと思うと、驚異っていうか、尊敬っていうか・・・きっと、胃袋が鍛錬されているんですね。それに、きっと失礼にならないように、出して頂いた料理を、うまく残す技もあるんでしょうね。けど、わたしには、それが出来ないんだナァ。まだまだ、修行がたりません、はい(^^;。

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