OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

感じるにも考えるにもエネルギーが必要

2021-09-21 15:59:49 | Weblog
老いた母と暮らしていて、自分の老後の暮らし方に選択肢はあるのだろうか、と考えてしまう。今の私の年齢は「加齢で失うものは多いけど、まだまだ得てきたものも多いじゃないか」と自分を慰められるギリギリのところではないかと思う。もう少しすると、あまりにも急激に、得たはずのものすら奪われていく。その時に「自分の生き方」なんてものを考えられるだろうか・・・正直言って無理だ・・・残念ながら無理だとしか言えない・・・それはもう、気力とか意志とかそんなことでどうにかなるレベルの問題じゃないんだ・・・否応なしに、自分が自分だと思っていたものが押し流されて消えていってしまうのだから・・・

いやいや、今でもずいぶん、自分が自分だと思っていたものがどこかに行ってしまったなぁ~・・・それが一時的なものなのか、もう戻らないものなのか分からないけど・・・後者だとしたら、ほんと、これから私は、どうしていけばいいのだろうと思う・・・思ってもどうしようもないのだけど・・・どう折り合いをつけて受け入れていけばいいのか・・・受け入れられるだろうか・・・

基本的に、容姿の美しさにはそれほど拘りはないので、白髪が増えただ、皺が増えただ、頬が垂れてブルドックになってきただ、そういうことは・・・もちろん残念で悲しくはあるけど・・・比較的簡単に仕方ないと受け入れている(^^;。問題は、感じる力、考える力の衰えだ・・・

感じること、考えること、なんて言うのは、呼吸と一緒で、だれもが当たり前にしていること、というか生きるとイコールで、自動的にしていることだと思っていた。でも違うんだなぁ~・・・近頃は、感じること、考えることが、とても多くのエネルギーを消費しながら成り立っていることなんだと感じる。でもって、そのエネルギーが、わたしにはあまり残っていないとも感じている。何かを考えると、文字通りの息切れをおこしてしまうんだもの(涙)。

でも・・・それなしの老後って・・・感じることも考えることもできないで生きるって・・・悩ましいなぁ~・・・

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