曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

ソニーの最高級カセットテープ「スーパーメタルマスター」

2017-06-12 23:40:39 | その他
僕も結構長い時間を生きてきたので、もう手に入らないモノをいくつも隠し持っている。その中からブログのネタになりそうなものを、休日の昼の自然光でマクロ撮影しておいた。面白い記事になるかどうかは分からんけど。

第1弾はソニーの最強カセットテープ「スーパーメタルマスター」である。

カセットテープは、テープを巻き取った2つのハブを縦に半分に割ったケースで挟み込むような構造になっている。この挟み込みがしっかりしていないとテープの回転ムラとか、ハブのブレが発生して音質に影響する・・・と思われる。というのは、高級カセットテープは、精密に整形された特殊で高価な素材のケースで振動を抑える的なことが謳われていたので、そうなのだろうと。このスーパーメタルマスターも、ケースは確かセラミックである。

まあ、僕に言わせれば、カセットテープのケースで音質をどうこうしたいのなら、ヘッドに安定して当たるようにするとか、ハブじゃなくて読み取りのほうのテープ走行をしっかりするほうが効果的だ。ケースに高級な素材を使うのは、値段を高くする理由付けだったんだと思う。

当時の僕は若かったので、そんなひねくれたことは考えず、スーパーメタルマスターは発見即捕獲した。以前、確かマクセルの最高級カセットが軍用に転用できる技術を使っているとかで、国外持ち出し禁止、あっという間に生産終了になったりしたので、手に入るときに手に入れておこうというコレクター魂が発動したのだった。

しかし、このスーパーメタルマスターを買ったときは、すでにカセットテープ時代の末期だった。使っていた単体カセットデッキ(ソニーの結構いいやつ。ドルビーSとかついてた)の走行メカの調子が悪く、運が悪いとテープがねじれてダメにすることが多かったので、この1本2000円もするカセットは怖くて使わなかった。そうしているうちに時代はMDに移ってしまった。結局このテープは一度も使っていない。

こんなものいまだに持っているのは自分くらいだろうと思っていたら、結構ヤフオクに出ていた。4000円以上で落札されたりしている。うーむ。ヤフーIDは持っているが、今プレミアム会員じゃないんだよなー。相場が1万円以上になったら出品するか。

ノーマル・ハイポジ・メタルの違いとか、高級カセットは録音禁止のツメが脱着式とかも説明しようと思っていたんだけど、ググるとしっかり解説しているブログがいっぱい出てきたので、ちゃんとした情報を得たい方はそちらへどうぞ。写真もD7100とマイクロ40ミリで撮ったわりに普通だったので、正確さより雰囲気重視でVSCOでいじった。



金属製(アルミ?)の立派な箱に入っている。格好いい筆記体でSuper Metal Mastetって書いてある。たぶん。



入ってたもの一式。高級カセットにはインレタが入っている。
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