曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

「軍師官兵衛」第37回「城井谷の悲劇」の感想

2014-09-15 19:47:48 | 大河ドラマ
土曜日から日曜日まで旅に出ておりまして、やっと今見ました第37回「城井谷の悲劇」。
なかなか緊迫した回でしたが、調べるとかなり史実と違うようで…。

「軍師官兵衛」では

宇都宮鎮房を説得したのは安国寺恵瓊。
鎮房の娘・鶴は、光さんの世話をする。
長政が独断で鎮房を暗殺する。

史実では

鎮房を説得したのは吉川広家。
鶴姫は長政の妻になる予定だった。
官兵衛が鎮房暗殺の策を長政に授けた。

どうしてこうなった…?!

公式の「あらすじ」によると、朝房(鎮房の息子)の暗殺は史実通り官兵衛がやるようだが、息子長政にどう対応するのかに注目。酒宴に招いて殺すのは官兵衛の策というのが史実らしいが、テレビでは「何てことを…!」とか言って自分の膝を拳で叩きそう。そして、今回みたいに長政をぶん殴って……どうすんだろ? 勘当?

松坂桃李は、何を考えてるか解らない暗い表情が上手いな。落ち着いてるように聴こえる声質なのが、年長の鎮房と対峙したときの不気味さを増幅させていた。

暗いといえば、石田三成が相変わらず死んだ魚の目をしていた。だが、佐々成政の件は、三成の言ってることが100%正しかった。

鶴姫は磔にされるんだろうか。されるんだろうな。フクさんやおみちは、どういうリアクションになるんだろうか。寛容で、常に倫理的に正しい黒田家でやってきたが、ここへ来て史実の真っ黒なエピソードにぶつかった。どう処理するつもりなんだろうか。そして、宇都宮の件は早く通過しないと、関ヶ原まで終わらない気が。
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