曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

ヤマト2199:小学生並みの感想

2013-10-09 23:34:49 | テレビ・映画
ときどきちょこちょこと感想を述べてきたので、先日完結したヤマト2199のまとめでもやっておきます。調べるのが面倒なので、小学生並みの感想で。

・デスラーが何をしたかったのかわからない。

イスカンダルと合併したかったのだろうか?だとしたら、なぜ?
1) スターシャの事が好きだから
2) イスカンダルの方がきれいな星だから

1っぽいけど、そんなことのために反体制派が弾圧されたり強制収容所惑星で労働させられたりしてるなら、デスラーは馬鹿すぎる。合併の理由としてはともかく、肌が青いことが正義のガミラス人なのに、肌が肌色のスターシャでいいんだろうかという疑問も。

2もありそうだけど、一人か二人のイスカンダル人とドロイド兵しかいないイスカンダルを併合するのは、デスラーならたやすい気がする。何をもったいぶってるんだか。

・ドメルとの戦いは面白かった。

潜水艦とか、虐げられてきた民族のおんぼろ部隊とか、空母軍団とか、いろいろなバリエーションで攻めてきて、その都度中々面白い戦闘を見られた。

一連のドメル戦のボリューム、内容と比較すると、ガミラス本星と第二首都の最終決戦はあっさりだった。それで余計にデスラーが小者化・無能化した。

・とはいえ、デスラーは生きてる気がする。

旧作も生きていたし。山寺宏一を起用してるし。続編だか劇場版だかがあるなら、再登場はアリでしょう。

・ヤマト艦内の規律がゆるゆるだった。

妊娠した人がいるからね。

・「新世紀エヴァンゲリオン」の影響を受けているのではないか。


コスモリバースシステムに守兄さんの魂が宿ってるとか、なんかいろいろどこかで聞いたような話だった。

・最後までアホ毛にこだわっていた。

アホ毛という範疇に収まらないほど巨大な毛髪だったな。茶色いブーメランみたいだった。今はアホ毛をなでつけるためのクリームも売ってると言うのに。

・波動砲を封印されたヤマトはこれからどうやって戦うのか。


続編があるなら、波動砲なしでどうやって戦うんだろうか。帰り道はずっと赤い封緘みたいなの付けてたよね?

・「地球滅亡まで残り○日」をやって欲しかった。

今どれくらいやばいのか、どれくらい急がなきゃならないのかが具体的に見えないので、ハラハラ感がなかった。帰ってきた時のやりきった感も薄かった。女子会とか海水浴とか、余裕があり過ぎたし。

・よく見ると絵は平板だよね。

おでかけ転送してPSPで見ると結構きれいなんだけど、自宅の37インチフルハイビジョンで見ると、絵はペラペラで立体感がなく、チープだった。艦載機の動きも、やっぱりおもちゃっぽい。比較して悪いけど、「頭文字D」のCGバトルシーンみたいな感じだった。たぶん、コンピュータでモデリングされた機体が、ゆがまずに、3次元・立体的に正しくなめらかに正確な円弧を描いて動いてるからだと思う。手描きせよとは言わないが、旋回中に微妙にパースが狂ったり機体が歪んだり旋回の軌跡が膨らんだりスライドしたりした方がリアルに見えるんだと思う。

・トータルでは45点。

いつかの感想記事で、この後相当面白くしてくれないと俺は認めない的なことを書いた。結局どうだったかというと、ダメだったと思う。ドメル戦でかなり盛り上がったが、その後の駆け足ガミラス決戦、デスラーの無能化、余裕の海水浴、憲法9条論議みたいな波動エネルギーの武器使用云々(やっぱり毎日新聞系だからかなあと思った)で萎えた。悪いけど、同時に見ていた「ダンガンロンパ The Animation」の方が面白かった。
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