曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

「真田丸」第47回「反撃」の感想

2016-11-28 14:48:58 | 大河ドラマ


ゲストが堺雅人だったので、金曜日の「あさイチ」を録画して見た。あの鎧はフル装備で17キロもあるらしい。鹿の角は脱着可能で、普段は外してるらしい。大坂城内のゴタゴタについては、堺雅人もイライラするとか。

・・・・・

天守閣に砲弾が直撃した。片桐且元が「話が違う」と家康に詰め寄るが、家康は無言でスルー。そのまま且元は半年後にナレ死。病気か自殺かもわからないとか。

この作品では、豊臣家滅亡って且元のせいだよね。

江戸では、信之がお通さんに膝枕してもらっている現場を稲さんとおこうさんに見つかる。どうにも言い訳しようがない状況だったが、信之は単なる客で、膝枕も有料。女性はこういうとき、精神的な交流がないと分かると、意外に寛容である。とりあえず、信之は切り抜けられたような気がする。

しかし、このエピソード、本編とは全く関係ないな。真田家全体のサバイバルがテーマという関係上、信之真田家も見せなきゃなないけど、ネタがないからコントにしてみたって感じ。

茶々が和睦派に変わって幸村が呼び出された。目の前で侍女が死んだのを見て怖くなったらしい。

幸村「ご安心ください。敵はもう弾切れです」
茶々「和睦に変えた茶々を叱ってください」

なんか会話が食い違うというか、この女、人の話聞いてねえだろ…。

毛利勝永が幸村と茶々の仲を疑う。自分だけいい思いをしてるのではないか、と。うむ。大体当たっている。

和睦交渉は、女を出せば向こうも女を出さざるを得ないので本多正信ってことはない、という理屈で初に決定。初も頼りないが、しょうこお姉さんも頼りない。サポートとして、大蔵卿局もついていくことになった。

幸村「徳川の使者の阿茶局はどんな人物か知ってるか?」
きり「本多正信が古狐なら、阿茶局は女狐みたいな感じよ。見た目は女狸だけど」

阿茶局を警戒して、きりも派遣されることになった。まずい展開になったら場を引っ掻き回せと幸村の指示。きりは砲撃の際も茶々を身体を張って守り抜いている。もはや真田家にとって欠かせない戦力である。彼女は幸村の側室にはなれなかったが、右腕にはなれたかも。

で、和睦交渉。阿茶局のペースで進行。秀頼の領土はそのまま。移動したければ自由に国を変更可。茶々は人質に出さなくて良い。条件とも言えないような好条件。これじゃ何も変わならいじゃん。

きり「足が攣りました!!!(転げ回りながら目で合図)」
初「牢人たちのために領地を広げてくれませんか」
阿茶局「堀をなくし、真田丸を壊してしまえばば牢人達もいなくなるでしょう」
大蔵卿局「そうしましょう。おほほほほ」

かなり省略したが、こういう感じで堀の埋め立てと真田丸解体が決定した。真田丸はともかく、堀については当時の休戦協定の習わしとして、形だけ埋める(スコップ一杯分だけとか)ことにしたのに、徳川が確信犯的に全部埋めたのだと何処かで聞いたのだが…。

真田丸破壊のシーンは木製の建屋解体のみ。受信料を大量に投入した土塁や堀は映さず。崩してないかも? セットは残しておいて、放映後に一般公開してくれたらいいのに。大坂城の堀については、コーエーCGマップ上で埋め立て完了。

家康「これで後は和議を破るように誘導して、総攻撃じゃ。これが城攻めじゃあ!」

大坂城の防御力の大部分は堀に依る。堀がないので幸村あっさり負けを認めた。後藤又兵衛や毛利勝永が「策を考えろ」と迫るがスルーし、自分の妻子には上田に逃げるように言う。そこへ、どう話がまとまったのかの経緯もなく牢人達が集結。秀頼も来た。

秀頼「諦めない者に道は開けると左衛門佐は言ったではないか。私はまだ諦めていないぞ」

幸村は秀頼の手を取り、牢人達も「エイエイオー!」と気勢を上げた。何このスポ根展開。

次回予告。幸村が刀を構え、家康が首の付近から血を流していた。夏の陣の前に暗殺未遂騒ぎでもやるのか。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« SO-01J XPERIA XZ セカンドイ... | トップ | 「真田丸」第48回「引鉄」の感想 »