曖昧批評

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第3の女 〜 サブキャラの効率的な育て方

2021-03-06 09:55:00 | デジタル関係



「幻想薬は癖になる」という記事で、メインキャラのメイン男の外見がウサ子になり、サードキャラのウサ子の外見が、一時メインの外見だったアウラ・レンになった話を書いた。

そのサードキャラ、レン子は、3人目だからプレイの優先順位も3番目である。メイン子、サブ子でやることがない土日の昼に少し遊ぶ程度だった。

それでも現在レベル71。メインストーリーで言えば蒼天編終盤の「逆さの塔」直前まで来ている。我ながらすごい速さで進んでいる。2年近くFFXIVをプレイしてきて、それなりに得た知識と経験を生かして、時間的効率をそれなりに高めて遊んでいるからそうなっている。

というわけで、今回はレン子のそれなりの高効率プレイをご紹介する。これからセカンドキャラを育てたい人向けの情報だが、新規の人にも役立つかもしれない。

まず、何度も書いているが、最初のジョブは巴術士一択である。レベル30になると召喚士と学者のハイブリッドになり、1プレイで2ジョブに同時に経験値が入るのがおいしすぎる。普段のソロでやるクエストは火力の高い召喚士でやり、ストーリー上必要なIDはシャキりやすい(マッチングしやすい)ヒーラーの学者で申請する。サードキャラでシャキ待ち30分とかやってられない。

だが、僕の場合、メイン子もサブ子も野良でマッチングしてやる戦いは基本的にDPS(アタッカー)で、しかもギミック処理が最も楽な機工士でやってきた。パーティーの生死を任されるヒーラーでそんな戦いがやれるのか?



そこで工夫1。レベリングルーレット候補に難しいIDが含まれないようにした。ギミックや進路が複雑な「カルン埋没寺院」や「オーラムヴェイル」は、ストーリーには関係ない。所属グランドカンパニーの討伐対象がそこにいるので、いずれやらねばならないのだが、今やる必要はないのだ。なので開放しないでおく。

すると、レベル50前後くらいまでで僕が難しいと感じるIDはハウケタ御用邸だけになる。その他のIDはメイン・サブ子の冒険者小隊(NPCとパーティーを組むソロ戦闘)で死ぬほど周回しているので、ヒーラーでも大丈夫だ。

ストーリー上避けては通れないIDや討滅戦は、サブ子で下見する。制限解除、ガンブレイカー80でソロ突入し、道順や敵の感触、ギミックの処理方法などをざっくり把握しておく。機工士で行くと瞬殺してしまうので、ガンブレイカーでややゆっくり目に倒し、ダメージやデバフも少し食らって倒す。その後攻略サイトで復習。ただ絵を見て文章を読むだけより、実際に行ってみてからサイトを見たほうがいい。


エオルゼアでもマスク。その1。

サブクエストはほとんどスルー。ミニオンやエモートがもらえる一部のやりたい奴だけ。それだとレベルが上がらないので、上述の工夫で当たる候補を絞り込んだレベリングルーレットを回す。レン子はこの方法で常にストーリーの進行より6〜7レベル上だった。レベルが高いとメインクエストの攻略も楽だ。

しかし、苦い思い出もないわけではない。なぜか当たりやすいハウケタ御用邸では、DPS勢が死にかけまくって回復が追い付かず全滅寸前だったのが何度もあったし、得意なはずのストーンヴィジルでは、外人ガンブレイカーが無理に敵を「まとめ」すぎて死なせてしまった。


エオルゼアでもマスク。その2。

新生編メインクエストを完走する(魔導城を攻略する)と、今度はメインクエストルーレットに切り替える。もちろん学者で参加する。このころはすでにレベル58くらいになっていた。

実は当初、レン子は魔導城まででいいやと思っていた。ここまでくれば新生エリア全部飛べるようになるし、幻想薬ももらえる(笑)。あとはのんびり釣りでもしてようかと。

しかし、新生編後日談の最後、「希望の灯」をクリアしないと解放されないコンテンツが非常に多いので、そこまではやることにした。そこまでやると、あと1つやれば蒼天編に入るので、それもやった。蒼天編導入部分のクエストは細かく話が続いていくので、ついダラダラ進めてしまい、クルザス西部高地に入ってしまった。

ここでようやく進行が止まった。マウントが飛べないので一気に攻略スピードダウン。クルザス西部高地は地形の段差が分かりにくく、風脈(エリアのあちこちに10個ほど点在する。マウント飛行に必要)を取るのが大変で、余計に止まった。


蒼天エリアから先に進んでないので寒い地方で戦い続けてる感あり。

風脈取りが面倒で、逃避としてグランドカンパニー黒渦団の階級を上げ始めた。カルンやオーラムヴェイルも攻略。すでにレベル62になっているので一人でやれるのだ。後回しにしたIDはレベルが上がってから一人でやるのが工夫2である。グラカンの討伐手帳は、適正レベルのパーティーでやる必要がないのだ。

意外に階級が上がり、冒険者小隊(自分専用のNPC部隊)も編成され、若干気をよくした。レベル62用の装備を整えたらやる気が出てきた。メイン・サブ子はボズヤランク15になってしまい、とりあえずやることがなかった。学者60のジョブクエストがクルザスで飛べないといけない場所にポイントがあり、召喚士60のジョブクエストは、話を進めてイデルシャイアに行かないと受注もできないというのも進める動機になった。召喚士は60のジョブクエストでデスフレアという強力なスキルを覚える。なくても強いけど、あれがないと画竜点睛を欠く感じがするのだ。


黒渦団(リムサ軍)での階級が上がった瞬間。

というわけで、頑張って風脈を開放し、高地ドラヴァニアに進出。クルザス西部の轍を踏まないように、今度は取った風脈の座標をメモすることにした。クルザス西部は、どこが取れているのかわからなくなって、改めて全個所を見て回る羽目になったのだ。


エフェクトを消した状態で撮影したデスフレア。

高地ドラヴァニアはグナース族のデイリークエストで知り尽くしている。簡単に風脈を開放してドラヴァニア雲海へ。地形が複雑なところでもともと嫌いなんだが、レベルが高くてフィールドでからまれても簡単に撃退できるので、メイン男の時の1/10の労力でメインクエストクリア。風脈も取った。クルザス西部は何だったんだと思うほど楽な位置に風脈があった。

イデルシャイアに進出し、ようやく召喚士60のジョブクエストを受注。レベルはすでに66だが、58までのジョブクエストしかクリアできてないので、60代のスキルやアビリティが抜けている。という状況をようやく少し改善できた。デスフレアを覚えたことで、トライディザスター→トランスバハムートの後やることがなく、むなしく効果時間が切れていたのが完結できるようになった。イデルシャイアから行けるようになる低地ドラヴァニアの風脈も、ゲットした風脈の座標をスマホにメモしていく作戦で何とか開放。


風脈解放が少しでも楽になるように、走行速度がデフォルトで1段階速い課金マウント「SDSフェンリル」を導入。工夫3。SDSフェンリルはアカウント単位なので、メイン子、サブ子も乗れて喜んでいる。

話は進んでアジス・ラーへ。ものすごく地形が複雑で広大なエリアなので風脈は大変だろうと思って身構えていたが、風脈の数が少なく、話を進めていくと勝手に飛べるようになった。蒼天編最後の地なので敵のレベルが高く、メイン男のときは泣きながらサブクエストを進めた記憶があるのだが、レン子はレベル66なので敵をよける必要がなく、楽だった。蒼天時代はレベル上限が60だったので、敵もそれ以下のしか存在しないのだ。

アジス・ラーのクエストが終わると、蒼天編の話もひと段落する。ここで終わってもいいくらいの結末がついてるのだが、まだまだ後日談が続く。紅蓮編まで、クリアしなくてはならないID、討滅戦が山ほど残っている。


星茫祭(クリスマス)も一応参加。

そのあたりでまた急激に推進力が鈍った。メイン子・サブ子が忙しくなってきたのもある。話を進めるのをやめ、釣りしたり採掘したりしていた。特に釣りはオーシャンフィッシングで簡単にレベル上げができるので、一時は漁師を80にして危険地帯は漁師で移動すればいいじゃんと思ったりもしたが、レン子はすでに蒼天までエリアでは無敵なのだった。

レベルは有り余っているが、お金があんまりないのでクラフターでもやろうと、イクサル族のデイリークエストを始めた。クラフターの低レベルから経験値目的で始められるが、一部レベル50以上の戦闘ジョブがないと厳しいという、妙な設定だけどレン子には合っているコンテンツである。その舞台となる黒衣森北部は、狭くて複雑な地形で森の木が邪魔くさい。戦闘が簡単になるように(雑にやってもいいように)、ガンブレイカーを開放した。しかし、このデイリークエストは手順が非常に面倒くさく、しばらくしてやめてしまった。

うーん。どうする。無理に何かする必要はないサードキャラなんだけど。

いずれメインクエストを進めて紅蓮エリアに進出はしたい。でも今はしたくない。でもレン子で何かをしたいような気はする。

といろいろ考えて、毎日レベリングルーレットを回すことにした。学者でやるから即シャキだし、大抵20分で終わるし、文字通りレベルがガンガン上がる。ガンガン上げてレベル80にしてしまう。紅蓮エリアに行けないと70代最良のスカエウァ装備がもらえないけど、80になってエクサーク装備でも買えばいいじゃん。と思いついてしまったのだ。


ガンブレイカーを解放してみた。

レベルは66だが話を進めてないので、レベルレで当たるIDは最高難度でもLV60のはず。その中では、苦手なダスクヴィジルとグブラ幻想図書館さえ克服すれば、ヒーラーでも大丈夫なはず。

その克服しなければならない2つのIDは、サブ子で何度かソロ突入して練習した。そして、何度やってもダスクヴィジルでは竜巻に巻き込まれたし、グブラでは床が滑って明後日の方向へ。当たらないことを祈るしかない。

サブ子ログインの前にレン子でレベルレ回す日々が始まった。エレメンタルDCは外人が多く、話が通じないパーティーにあたって、よく難儀した。タンクにスタンスを入れるのを理解させるのに10分かかったり、調子こいてまとめまくるタンクを死なせかけたりした。苦手なIDよりも、そっちのほうが厄介だった。FF11やってたので、ゲーム内で外人とブロークン英語で話すのは慣れてるのだが、FF14の戦闘はチャットをする時間的余裕がないので、コミュニケーションを取りにくい。


申請しましたのフライテキストが消える前に突入準備完了の画面が表示される。これが即シャキ。

あと、これは外人じゃなくてもなんだが、エレメンタルDCには、ものすごく進行が早いタンクが多い。戦闘が終わりきってないのに走り出し、次のモブ群に突っ込んでボコボコにされて、レン子が追いついた頃には死にかけている、みたいな人が多い。何をそんなに急いでいるのだろうか。そういうのを治癒させられてると、こき使われてる感がすごい。次からは被弾しても少し放置するからな、とか思ってしまう。学者は緊急時に大回復させるスキルが少ないので、その考えは危険なんだが。

そんなレン子さんだが、MIP獲得率は異常に高い。MIPというのは、IDや討滅戦クリア後に、次もこの人と組みたいと思う人に投票するもので、まあMVPみたいなもんである。レン子は、ここまでなんと84回のMIPを貰っている。メイン子が通算120回くらいと言えば、その率の高さがお分かりいただけるだろう。若葉でヒーラーでアウラ女子だからだと思うけど。


レン子小隊の正ヒーラー・セシリーさんと面談。

というわけで、とりあえず嫌になるまでレベルレを回し続け、レベル60までのスキルしか使えない召喚士/学者80を目指している。メインクエストを進めて追いついてしまうと、僕の場合最新コンテンツを3人分やる羽目になるので、ほどほどで止めるつもりだ。紅蓮エリアは行けるようにすると思えけど、漆黒エリアは…。62〜70のスキルは紅蓮編に入らないと習得できない(取得クエストが発生しない)っぽいが、72以降のはレベルを上げるだけでいいはず。

クラフターは裁縫師を上げている。クラフター用の装備を自分で作るため。


変態騎士から永遠の盟友へと評価が変わる大人気オルシュファンと。

友と民のために戦った「イイ騎士」の盾。


水晶、もとい、グ・ラハ君と星空を見上げる。


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