少し遅くなったが、毎年恒例の「今年はどういう年になるか」の予想。
日本にとっては、やはり東京オリンピックまでのカウントダウンの年になるだろう。オリンピックが近づいてくるにつれて、予想外の問題が次々に起こって、その都度ドタバタしながらなんとか解決していく一年になるのではないか。
そこで心配なのは南北朝鮮の動きだ。日本としては、オリンピックの最中はハッピーでいたいわけで、そこを突いてまた火器管制レーダーを当ててみるとか、核実験してみたりするとかの嫌がらせをしてくるかもしれない。オリンピックは終わるまで日本にとって弱味というかアキレス腱になるかもしれない。
世界的にはイギリスのEU離脱がどうなるかが、まず大きなイベントだ。一度民主主義的に決まったことを民意で覆し、国民投票をやり直したりしたら、イギリス人は民主主義を運用する資格がないと言われても仕方がない。
そしてもしEU残留になったとしても、今度はまた移民に仕事を取られるとか、貧乏な南の方の国の債務を肩代わりさせられるとかで不満が募り、また国民投票をってことになるかもしれん。ああいうのは、Aを選べばBがよかったかもと後悔し、Bを選べばAにしておけばよかったとなるのだ。
僕の予想は、離脱期限まで何も決まらず時間切れになって、暫定的に離脱しながら考えるという曖昧な展開である。
アメリカと北朝鮮が、また首脳会談をやるそうだが、トランプは直接会うことで今度も満足し、金正恩も実質的に何も約束しないという、実のない会合になるんじゃないか。アメリカがなんとなく手を打ったつもりで過ごしてる間に地下では核ミサイルの開発が進み、東京オリンピックひと月前に当たりに発射実験とかして、本番中にやられたくなかったら制裁解除とか言い出しそう。
あ、そこまでいくと来年の話か。
話がいったり来たりして申し訳ないが、今年は改元もありますな。退位と即位と改元と、国家的なイベントが続いて四月下旬から日本全体が浮わついムードになりそう。変な事件とか起こらなきゃいいけど。