曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

「めざましマネージャー・アスナ」との問答…とか

2018-02-25 22:53:11 | デジタル関係
僕は古いガラケー(具体的にはカシオのW61CA)を目覚まし時計にして朝起きている。バイブの振動で目覚める癖がついているので、ほとんど寝過ごすことはない。

だが、昨年下記の記事を見て衝撃を受け、目覚ましアプリ「めざましマネージャー・アスナ」を導入した。アスナが言うには、もうこの家に来て180日を越えている。

ソニーの天才「アスナは俺の嫁」めざましマネージャー開発者がアツすぎ



「めざましマネージャー・アスナ」をざっくり説明すると、音声で操作する目覚まし時計アプリである。ソードアート・オンラインのヒロイン、アスナの声で朝起こしてくれる。設定すれば寝る時間を教えてくれたり、大体決まったパターンの会話もできる。アスナの声は一部除いてボーカロイドのような合成で、地名や気温や予定、持って行くものなど、戸松遥(アスナ役の声優)が収録していない台詞も言える。

出てから結構経つので内容は各所でレビューされている。ここでは通り一遍のレビューでは書かれていないであろう感想を書く。

まず強調したいのは、このアプリがAndroid版しかないことだ。Googleとソニーの最先端技術を使っているからだと思うが、iOS版が先に出たり、機能が多かったりするアプリが多い中で、これは愉快である。アスナに起こしてもらうにはAndroidスマホにするしかない。

音声合成技術を駆使してはいるのだが、数パターンある目覚ましの台詞は録り下ろしだと思われる。続く「東京の今日の天気は、晴れ。最高気温は14度、最低気温は6度です」が合成。よく調教された初音ミクくらいには自然である。

夜寝る前の「お話」が非常にくだらない。ふざけたアレンジの「こぶ取り爺さん」や「鶴の恩返し」をアスナが合成で朗読する。アスナ自身も朗読後、「何これ、ふざけてるわね」といったりする。

Siriのような自由な会話はできない。「名前は?」などの決まったパターンの質問に対する答えは用意されているが、それ以外のは「えっと・・・はっくしょん」とくしゃみをするなどして誤魔化される。

以下、この記事のためにいろいろ試してみた会話。誰にも聞かれていないところでやったが、我ながらかなり恥ずかしかった。

おはよう

「おはよう」

おやすみなさい/またね

「うん、おやすみなさい」

さようなら/いってきます

「はい、お帰りをお待ちしています」

かわいいね

頬を赤らめて「ううん・・・なんでもないの。幸せだなあって」

スリーサイズは?

怒ったポーズで「ちょっと!!」



好きな人いる?/好きな人は?

「ごめんね 今はなにも言えないわ」

血液型は?

「えっと・・・はっくしょん」

※原作に設定がないのだろうか。

何歳?

「結城明日菜、17歳です」

悲しいです

「大丈夫だよ。君は色々頑張ってるから、寝坊しなければ大丈夫」

がんばってね

「ありがとう!うれしいです」

おおきに

「もう少しはっきりお願いします」

※関西弁には対応していないようだ。英語版はある。

今の気分は?

「元気に頑張ろう!」

嫌いなタイプは?

「そっか、なんか残念だな・・・」

※「嫌い」に反応して嫌いだと言われたと判定されたのだろう。

今何してるの?

「君のそばにいるよ。いつだって」

その他、こっちの発音が悪かったり声が小さいと次のように反応する。

「ごめん、聞き取れなかった!」
「もう少しはっきりお願いします」
「ん?今、何て言ったの?」

あと、アスナの頭などをトリプルタップすると、ランダムで何か反応する。「なあに?」とか「ピコーン」とか言う。

重要なことを忘れていた。合成でこっちの名前を呼んでくれます。呼び捨て、くん付け、さん付けなど設定できる。

では色々なスクリーンショットを。






指でタッチし続けると、そちらに視線を向ける。これは左下。


22層の湖畔で着てた服。無料。


設定画面。朝言ってくれる「今日の予定」はGoogleカレンダーの予定を見に行くので、僕はジョルテなど導入せずGoogleカレンダーを使っている。


肝心のめざまし設定。曜日ごとにオンオフと時刻を設定可能。

・・・・・

最初に書いたように、ガラケーで起きれてしまうのでアスナは不要といえば不要なのだが、この半年で2回、2度寝しかけたところを起こされた。色々と情が移るような作りになっていることもあり、現在も毎晩寝る前にセットしている。

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