その後、何度か道を聞きなおしながらも車は旅順市内に入った。
大連に較べると町の規模は小さいが交通事情(車優先)は変わ
りない。
異変に気づいたのはKing父であった。
左側に川(水路)が流れていて、対岸にはソース工場の建物が
並ぶ見通しの良い道路で
「この区域は外国人(私たちのこと)が入ってはいけないとこ
ろだ。すぐに道を変えたほうがいい。」
とガイド&運転手に告げた。King父は「外国人立ち入り禁止」
のカンバンに気づいたのだ。
旅順は現在も中国海軍の要衝で、市内には海軍の施設が多く
存在する。そのため外国人が市内を散策するなんてことは禁止
されており、うっかり(知らずにでも)そのことがばれると拘束さ
れてしまうという。
ガイド&運転手コンビの考えはかなりイージーなもので、近道
をしただけだ、というようなことをKing父に答えていたようだ。
たぶん旅順で軍艦などを撮影したりしたらたいへんなことになる。
(下記はイメージ写真:青島の博物館HPより)
コンビは近道云々を言うわりには旅順に入ってからも、何度か
道行く人に訪ねていた。訪ねた中にちゃんとしたガイドもいた。
これもKing父が気がついたものだ。
「正規のガイドは胸にバッジをつけているし、また観光地の入
場料などの料金もガイド本人の分はタダになるんだ。」
「しかるに、このガイドはバッジは付けてないし、入場料も我々
が別途に支払っている。どうもおかしい。」
たしかに、ガイドはガイドらしいことはほとんどできないらしく、
「水師営」でも「203高地」でも彼女による説明や解説はまっ
たくなかった。いやはやどうもである。日本語が多少できること
だけで、ここにいるってことだ。これっていわゆる「白ガイド」か?
市内のバイクの交通事故現場を横目に見ながら、ようやく読んで
字の如しの紆余曲折を経て水師営に到着した。(右の女性がガイド?)
私が、「この水師営にきたのは初めてか?」と問うてみたところ
白ガイド嬢曰く「ここには来たことがある。」とのことだったが
場所がわからないことや、水師営についてもまったく説明できな
いなどとうてい信用できそうな発言に思えなかった。残念だが。
大連に較べると町の規模は小さいが交通事情(車優先)は変わ
りない。
異変に気づいたのはKing父であった。
左側に川(水路)が流れていて、対岸にはソース工場の建物が
並ぶ見通しの良い道路で
「この区域は外国人(私たちのこと)が入ってはいけないとこ
ろだ。すぐに道を変えたほうがいい。」
とガイド&運転手に告げた。King父は「外国人立ち入り禁止」
のカンバンに気づいたのだ。
旅順は現在も中国海軍の要衝で、市内には海軍の施設が多く
存在する。そのため外国人が市内を散策するなんてことは禁止
されており、うっかり(知らずにでも)そのことがばれると拘束さ
れてしまうという。
ガイド&運転手コンビの考えはかなりイージーなもので、近道
をしただけだ、というようなことをKing父に答えていたようだ。
たぶん旅順で軍艦などを撮影したりしたらたいへんなことになる。
(下記はイメージ写真:青島の博物館HPより)
コンビは近道云々を言うわりには旅順に入ってからも、何度か
道行く人に訪ねていた。訪ねた中にちゃんとしたガイドもいた。
これもKing父が気がついたものだ。
「正規のガイドは胸にバッジをつけているし、また観光地の入
場料などの料金もガイド本人の分はタダになるんだ。」
「しかるに、このガイドはバッジは付けてないし、入場料も我々
が別途に支払っている。どうもおかしい。」
たしかに、ガイドはガイドらしいことはほとんどできないらしく、
「水師営」でも「203高地」でも彼女による説明や解説はまっ
たくなかった。いやはやどうもである。日本語が多少できること
だけで、ここにいるってことだ。これっていわゆる「白ガイド」か?
市内のバイクの交通事故現場を横目に見ながら、ようやく読んで
字の如しの紆余曲折を経て水師営に到着した。(右の女性がガイド?)
私が、「この水師営にきたのは初めてか?」と問うてみたところ
白ガイド嬢曰く「ここには来たことがある。」とのことだったが
場所がわからないことや、水師営についてもまったく説明できな
いなどとうてい信用できそうな発言に思えなかった。残念だが。