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警告の書、異例の売れ行き 「三陸海岸大津波」

2011年04月09日 14時47分00秒 | 読んだ本・おすすめ本・映画・TV評

警告の書、異例の売れ行き 「三陸海岸大津波」

2011年4月9日 05時07分 (2011年4月9日 08時34分 更新)

 吉村昭さん

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 作家の故吉村昭さんの記録文学「三陸海岸大津波」が東日本大震災以降、幅広く読まれている。文庫本の発行元である文芸春秋には注文が相次ぎ、5万部を緊急増刷。妻で作家の津村節子さ んが増刷分の印税を被災地に寄付するなど、一冊の本から新しい人のつながりが生まれつつある。同書は明治、昭和に三陸を襲った津波を、被災者の生々しい証 言をもとに描き、1970年に発表された。波の高さが40~50メートルにも及ぶなど、今回の津波被害をほうふつとさせる記述も多く、歴史の教訓を伝える 「警告の書」。



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