2008年02月18日07時04分朝日COM
佐賀県が誇る陶磁器の「偽物」を追放しようと、佐賀市天神3丁目の公共施設アバンセで17日、「偽ブランド品・海賊版撲滅展」が始まった。有田焼の柿右衛門窯などが、本物と贋作(がんさく)を並べて出展している。著名な作家や窯の作品に似せた類似品の横行は、焼き物の里の悩みの種。偽ブランド品のバッグなども並ぶ会場で、「伝統工芸の世界でもニセモノに厳しい目を」と呼びかけている。
写真
展示された柿右衛門窯のとっくりとちょこ。一番右だけが本物=17日午前、佐賀市で
撲滅展は、国の「模造品・海賊版撲滅キャンペーン」の期間に合わせて同県が23日まで開く。
人間国宝・14代酒井田柿右衛門氏の柿右衛門窯は、とっくりとちょこのセットの「偽物」を寄せた。本物と同じ絵柄で「柿右衛門」の銘も入っているが、手書きではなく印刷で絵付けしてあり、くすんだ色にみえる。本物に比べて肉厚なのも特徴という。
ネットオークションで売られていたのを柿右衛門窯が入手した。本物なら1セット(とっくり1個、ちょこ5個)で8万円台だが、1万円台で売られていた。「悪質な模倣品。だれが制作したのかも分からない」。最近、ネット取引で購入したものについての問い合わせが増えているという。
佐賀県陶磁器工業協同組合の百武龍太郎専務理事は「偽物は伝統工芸の世界の品にも及んでいる。どれだけの模倣品が出回っているのか把握するのは困難」と話している。
>いったいどこで作っているの?どういう人たちが作っているの?窯はどんな窯を使っているのか?販売ルートは?
ど素人の私には皆目見当も付きません。
本「タイル・ウォッチャーが行く!」シリーズの解説家(玄人?)にご登壇を願うしかないみたいですね。
佐賀県が誇る陶磁器の「偽物」を追放しようと、佐賀市天神3丁目の公共施設アバンセで17日、「偽ブランド品・海賊版撲滅展」が始まった。有田焼の柿右衛門窯などが、本物と贋作(がんさく)を並べて出展している。著名な作家や窯の作品に似せた類似品の横行は、焼き物の里の悩みの種。偽ブランド品のバッグなども並ぶ会場で、「伝統工芸の世界でもニセモノに厳しい目を」と呼びかけている。
写真
展示された柿右衛門窯のとっくりとちょこ。一番右だけが本物=17日午前、佐賀市で
撲滅展は、国の「模造品・海賊版撲滅キャンペーン」の期間に合わせて同県が23日まで開く。
人間国宝・14代酒井田柿右衛門氏の柿右衛門窯は、とっくりとちょこのセットの「偽物」を寄せた。本物と同じ絵柄で「柿右衛門」の銘も入っているが、手書きではなく印刷で絵付けしてあり、くすんだ色にみえる。本物に比べて肉厚なのも特徴という。
ネットオークションで売られていたのを柿右衛門窯が入手した。本物なら1セット(とっくり1個、ちょこ5個)で8万円台だが、1万円台で売られていた。「悪質な模倣品。だれが制作したのかも分からない」。最近、ネット取引で購入したものについての問い合わせが増えているという。
佐賀県陶磁器工業協同組合の百武龍太郎専務理事は「偽物は伝統工芸の世界の品にも及んでいる。どれだけの模倣品が出回っているのか把握するのは困難」と話している。
>いったいどこで作っているの?どういう人たちが作っているの?窯はどんな窯を使っているのか?販売ルートは?
ど素人の私には皆目見当も付きません。
本「タイル・ウォッチャーが行く!」シリーズの解説家(玄人?)にご登壇を願うしかないみたいですね。
それなら、よくわかります。
あかんべ山のとき、沼の畔で見たタイルもこの工法だったのですね。
貼って焼くというとかなり耐熱性があるようですね。
↓
http://teapot.cart.fc2.com/
網点処理していればすぐにバレますけど。
ああゆうシールみたいなのを水で剥がして、
貼って焼くのが一番基本的なやり方です。
もちろん、普通のデカールじゃなくて、
焼き物用の顔料を使ったヤツですけど。
お花とか、ハートマークとかの既製品なら
売っています。
そういう専門の設備があるってことですか?
8万もする柿右衛門が1万で買えるのを不思議に思わない人も不思議だけど。
粗悪品は怖いと思います。
焼きがいい加減だと水銀やらカドミウムやら身体に悪いものが表面に出てくるとペルシア陶器展で学びました。詳しくはR氏に聞きましょう。
最近は巧妙(と言うか技術が進歩している)になっていて、
わからないかも???
これは絶対に手作り、手描きだろう、
と思った茶碗が、6つ、良く見たらどれも
全く同じだったので「印刷」と気付いた事があります。
(普通はどこかに違いが生じる)
本来、陶芸の職人さんは
「なるべく同じ製品を作る」
事に情熱を注ぐのですから、妙な気がしますが。
本人が満足して使ってる分には問題ないと思うけど。。。