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森羅万象 ~ 歩く印象派

マスクの効用について

2009年09月09日 11時09分30秒 | インフルエンザ情報
※以下は宮城県都城保健所のHPからの引用です。

日本人をはじめ、アジア人はマスクを着用するのが好きなようです。

そこで今回は「マスクの効用」について考えてみましょう。

ウイルスはガーゼマスクを容易に通り抜けてしまうため、我が国では風邪予防にマスクは無効という意見が一部にありますし、米国疾病対策センター(CDC)もマスクの地域感染拡大予防の効果に疑問を投げかけています。

しかしながら、マスクを着用することで鼻や喉を乾燥や冷気から、また花粉やチリ・ホコリなどから守ってくれます。
さらに風邪を引いた時など鼻や口からのウイルスを含んだ分泌物を撒き散らさないようにする効果もあります。

関西医科大学耳鼻咽喉科久保伸夫准教授は「マスクの連日装用によってインフルエンザ発症を5分の1に低減できる」と報告しています(Medical Tribune 08年1月10日号)。

この報告をみますと小学1年生から6年生を対象に、7年2月5日から3月2日の間にマスクを連日装用した群と不確実群におけるインフルエンザ発症の有無を調査し、その結果、連日装用した群151名中発症者は3名(発症率2%)、不確実群103名中発症者は10名(発症率9.7%)、装用できない日数が多くなるほど発症率が高くなっています。

以上から、マスクの効用は十分だと思われます。


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