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死刑執行する「刑場」、報道機関に初公開 法務省

2010年08月29日 18時43分03秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2010年8月27日11時1分朝日COM

法務省は27日午前、死刑を執行する場所として東京拘置所(東京都葛飾区)内に設けられている「刑場」を報道機関に公開した。刑場は全国7カ所の拘置所・拘置支所にあり、これまで国会議員が視察したことはあるが、報道目的で公開されたのは初めて。

 千葉景子法相は7月28日に同拘置所で自ら立ち会って2人の死刑を執行した後、刑場を公開する方針を示した。昨年5月に始まった裁判員制度で死刑が求刑される事件が審理されるのを前に、「国民的議論」につなげたい考えだ。

 公開されたのは、執行前に死刑囚が宗教者の教えを受ける「教誨(きょうかい)室」や死刑囚が執行の宣告を受ける「前室」、実際に執行される「執行室」など。ただし、死刑囚の首にかけるロープは取り外された状態で、死刑囚が立つ「踏み板」が開閉する様子も見せなかった。


報道機関に公開された東京拘置所の「刑場」の「執行室」。右奥の床から壁づたいに取り付けられた金属の輪にロープを通し、天井の滑車からつり下げる=27日午前、東京都葛飾区、代表撮影

報道機関に公開された東京拘置所の「刑場」の「ボタン室」から見た「執行室」(右奥)=27日午前、東京都葛飾区、代表撮影

報道機関に公開された東京拘置所の「刑場」の「ボタン室」=27日午前、東京都葛飾区、代表撮影

報道機関に公開された東京拘置所の「刑場」の「立会室」から見た「執行室」(上)=27日午前、東京都葛飾区、代表撮影



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