惨敗は日銀のせい…自民・中川幹事長が“恨み節”
8月8日3時4分配信 読売新聞
参院選の自民党敗北は日本銀行のせい――。7日に開かれた政府の月例経済報告の関係閣僚会議で、自民党の中川幹事長が、日銀の福井俊彦総裁に詰め寄る一幕があった。
中川氏は「参院選では、地方で景気回復の実感がないとの声があった」と切り出し、「理由としては、名目成長率がなかなか上昇せず、(政府の成長率)目標が達成できていないことがある」と指摘。その上で、昨年7月のゼロ金利解除など「日本銀行の政策変更に責任があるのではないか」と、福井総裁に矛先を向けた。
これに対し、福井氏は「物価安定の下で景気回復を持続させるという目標で金融政策を運営しており、それによって経済のパフォーマンスも成果が上がってきている」と、真っ向から反論。さらに、業種や地域によって経済回復に濃淡があるのは<1>国境を超えた競争が激しい<2>原油高などを企業が価格転嫁できない――という「日本だけでなく先進国、新興諸国に共通」した事情によると強調した。
>「グローバル化」とかなんとか言ってみても、世界的な格差・貧困の拡大の進行であることに変わりはない。福井氏の発言もそれを裏付けるもの。ISOなどの取得・維持に汲々としている間に失うものは大きい。何よりもこれでもかというくらいの建前優先主義が企業の旺盛な活力を拘束(もしくは抑制)する。
8月8日3時4分配信 読売新聞
参院選の自民党敗北は日本銀行のせい――。7日に開かれた政府の月例経済報告の関係閣僚会議で、自民党の中川幹事長が、日銀の福井俊彦総裁に詰め寄る一幕があった。
中川氏は「参院選では、地方で景気回復の実感がないとの声があった」と切り出し、「理由としては、名目成長率がなかなか上昇せず、(政府の成長率)目標が達成できていないことがある」と指摘。その上で、昨年7月のゼロ金利解除など「日本銀行の政策変更に責任があるのではないか」と、福井総裁に矛先を向けた。
これに対し、福井氏は「物価安定の下で景気回復を持続させるという目標で金融政策を運営しており、それによって経済のパフォーマンスも成果が上がってきている」と、真っ向から反論。さらに、業種や地域によって経済回復に濃淡があるのは<1>国境を超えた競争が激しい<2>原油高などを企業が価格転嫁できない――という「日本だけでなく先進国、新興諸国に共通」した事情によると強調した。
>「グローバル化」とかなんとか言ってみても、世界的な格差・貧困の拡大の進行であることに変わりはない。福井氏の発言もそれを裏付けるもの。ISOなどの取得・維持に汲々としている間に失うものは大きい。何よりもこれでもかというくらいの建前優先主義が企業の旺盛な活力を拘束(もしくは抑制)する。
この辺の研究(特に負の部分)は日本の大学などでも立ち遅れています。
私なども、毎日の現場で直面し、そこで思うのですが、ISO他のスタンダード強制と日本の労働運動の絡みはまったくありません。旧左翼勢力は勿論のこと、連合など既存の労働組合でもこの問題を正面から扱っている人は皆無に近い状態です。
この分野でも気骨のある人が少ないのが気になります。
気骨があるとかないとかじゃないのですよ、いまの編集者は。ただ知らないのです。
私の暮らす業界では、愚痴をこぼす人は多いのですが、私のように疑問を呈する異端者はほとんどいません。
何か書いても没にはならないでしょうが、私のような「読み手」は極々少数派なので売れないのでは・・・。「楽に安く導入できるISO]といったハウツー物などは紀伊国屋のビジネスコーナーで横積みされてます。
企業経営者の間ではまだまだISO信仰に近い物がありますね。工場や店舗などが取得するのはまだしも役所や公立の小中学校まで取得に走るのを見ていると怖いものがあります。