2011年5月25日 21時41分
千葉県と群馬県は25日、野田市など千葉県の4市と群馬県渋川市で24日に採取した生茶 葉から、暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。最大が渋川市の780ベクレルで、野田市763 ベクレル、山武市639ベクレル、富里市635ベクレル、成田市622ベクレル。放射性ヨウ素は野田市で微量が検出されたが、他の4市では検出されなかっ た。群馬県の茶葉から基準値を超える放射性物質が検出されたのは初めて。成田市の茶葉は既に製茶され、約40キロが販売されていたため、千葉県が回収を要 請。残る4市の茶葉は流通していないとみられる。両県は、5市や生産組合などに出荷自粛を要請した。群馬県は渋川市のほか、桐生市の生茶葉、前橋や高崎な ど6市町のホウレンソウ、ウメなどを検査。千葉県も千葉市など3市町の生茶葉、習志野市など6市町のニンジンなどを検査したが、いずれも基準値を下回っ た。
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